旧暦の6月(新暦7月、8月)、八重山の各地では「豊年祭」が開催されます。
豊年祭とは、今年の五穀豊穣に感謝し、来夏世(クナツユ)の豊作、地域住民の健康を祈願するもので、1年間で最も重要な行事です。
地域によって演出が若干異なりますが、各地で大綱引きや奉納芸能、ミルク(弥勒)様の行列など、さまざまな伝統芸能が行われます。
ここでは八重山各地の豊年祭について紹介します。(なお、ここに掲載したものは見学したものの一部です。)
なお、 オンプールとは、各地区にある御嶽(オン)にその年の収穫物を供え、 神酒や、舞踊、獅子舞等を神様に奉納して来夏世の豊作を祈願する神事です。また、ムラプールは、奉納芸能を中心とした神事ですが、綱引きなど一般の人も一緒に参加して楽しむことができるものもあります。 |