波照間島  PATIROMA  更新 2017.06.24
ニシ浜 波照間之碑と日本最南端の碑

1.波照間島のデータ

所属: 八重山郡竹富町
周囲: 14.8km 面積:12.77km2
人口: 490人 男:260人 女:230人 世帯数:263  (2017.03末現在)
最高標高: 60m

・飲料水は、かん水脱塩処理(逆浸透膜法)による島内製水が行なわれています。
・電気は、波照間島内で火力発電(沖縄電力の5人の職員の方が交代で24時間対応)が行なわれ供給されています。
 (過去に台風で破損し一旦撤去された風力発電所は、最近、再設置されました。この風力発電所(風車2基)により、島の電力の約1/5がまかなわれています。)
・島内でのキャンプは禁止です。(過去にとても残念な事件がありましたので、決してキャンプはしないようにしてください。)

2.波照間島の概要・特徴

 「果ての・うるま(サンゴ)」から名前が付いたと言われる波照間島は、有人島では、日本最南端の島です。 島全体がサトウキビ畑といってもよいでしょう。 沖縄独特のフクギ並木に囲まれた赤瓦屋根の集落と、このサトウキビ畑の緑のコントラストがとても印象的な島です。 また、1500年に首里王府に反旗をひるがえした「オヤケアカハチ」は、この島の出身で、伝説と美しい自然に育まれた魅力あふれる島でもあります。
 波照間港近くの北(ニシ)浜は、エメラルドグリーンに輝く海と真っ白な砂浜が印象的で、沖縄でベスト3にあげられるほどの美しさを有する浜です。 (先島諸島における、美しい浜の個人的ランキングは、波照間島の「ニシ浜」がNo.1、次が宮古島の「与那覇前浜」といったところでしょうか。)
 島の南端には、最南端の碑・日本最南端平和の碑があり、北回帰線までわずか65km530mの位置にあることが記されています。
 波照間島は星空の島とも呼ばれ、88ある星座のうち、84の星座を見ることができます。また、年末頃から6月上旬にかけて南の水平線上に南十字星(サザンクロス)を見ることができます。 波照間島は、気流の影響を受けにくい緯度にあるため、星空観測タワーや地球環境モニタリングセンターも設置されています。
 有名な泡盛である「泡波」については、島内消費を目的として作られているため生産量が少なく、しかも癖のない非常にまろやかな味であるためファンも多く、なかなか手に入れにくくなっています。 運がよければ島の売店で安価に手に入りますが、島外に出るとプレミアムがつき、非常に高価なものとなっています。 (都内の、とあるお店では、1グラス1800円で売っています。 原価を知っていると、とてもこの値段で注文するだけの勇気は出ません。)
 最近はツアー客も増え、それを当て込んで近代的な宿泊施設も建設されつつありますが、まだまだ昔ながらの伝統的な沖縄の原風景と美しい自然が多く残る、実に素朴な島と言えようかと思います。
 ※ 波照間のマナー: この島は人が生活している場所であることを忘れないこと。
1 水着や上半身裸で島内を歩かない。
2 島内でのキャンプ・焚き火は禁止。
3 港の岸壁から海に飛び込んだり、遊泳をしない。
4 バイク等を使用する時は交通ルールを遵守する。(ノーヘル・2人乗りの禁止)
5 夜中に集落内を出歩いたり、騒いだりしない。
6 その他、人の迷惑になるような行動は厳に慎む。
 この他、島内のお店で買ったものでお店の方が処分して下さるもの以外のゴミは、必ず持ち帰りましょう。島内にはジュースの自動販売機もありますが、ゴミ箱は設置されていませんので、これらも必ず持ち帰るようにしましょう。
 なお、お店については
波照間島の共同売店のページを参照してください。 

3.波照間島へのアクセス

 その昔は船で片道4時間近くをかけなければ辿り着けず、日帰りは決してできない島でしたが、今では高速船で余裕を持った日帰りができるようになりました。 と言っても、石垣島離島桟橋から波照間島までは約53kmあるため、高速船で約1時間を要します。
 
かつては、安栄観光・波照間海運の2社が、それぞれ1日3便、朝昼夕でほぼ似たような時刻で運航していましたが、「国からの補助が打ち切られた」ことにより、2011年12月11日より波照間海運が運休し、現在では安栄観光の1社運航体制となっています。 (シーズンにもよりますが、1日当り、3〜5便が運航されています。)

 なお、この航路は他の離島航路と異なり外海(外洋)に出るため、海が少し荒れると、まるでジェットコースターに乗りっぱなし(時には天井に頭をぶつける:船が空を飛ぶ)の状態となり、気分を悪くする人も少なくありません。 もっとも、海が本格的に荒れれば欠航となり、その時に島に滞在していれば何日も缶詰状態にされることも覚悟しておく必要があります。
[参考までに!] 
 この海域は海が荒れることで有名で、石垣島から行く場合、新城島近辺(ほぼ中間位置)までは、石西礁湖が広がっているためさほど揺れることはありませんが、そこを超えると揺れることが多くなります。特に冬場はその頻度が高くなります。また、昼の便、夕方の便、朝の便の順に欠航しやすいことも知っておくとよいでしょう。
 相当揺れる場合がありますので、船酔いしたくないなら、できるだけ客室内の後方通路側(中央部)を確保することをお勧めします。
 また、乗り物酔いをしやすい人は、事前に酔い止め薬を飲んでおくとよいでしょう。
 フェリーも、安栄観光が運行しています。 所要時間は約2時間です。
 
また、かつては石垣空港からエアードルフィン社がアイランドシャトル便を運行していましたが、現在は運休中です。(当時の所要時間は約25分でした。)
船舶運航時刻表のページへ

4.島内での移動

 波照間島は集落のある中央部と周回道路では高低差がかなりあるため、レンタバイクがお勧めです。 特に暑い夏場の移動手段としてお勧めします。なお、50ccのバイクを運転する免許を持っていない人なら、電動機付き自転車をお勧めします。 但し、少し体力のある人なら、レンタサイクルでも充分です。

 レンタサイクル・バイクは、
「民宿 西浜荘 0980-85-8290」、「レンタルクマノミ 0980-85-8577」、「素泊まりハウス美波 0980-85-8050」、「たましろ 0980-85-8523」、「オーシャンズ 0980-85-8387」などのお店があります。 前もって予約をしていなくても、船が港に着いた時に出迎えのお店の方にお願いするのでもOKです。 いずれも船の時間に合わせて港⇔お店の送迎があります。 借りると、島の観光スポットを表した地図がもらえるのでこれを参考にサイクリングをするとよいでしょう。(レンタサイクル料金:1時間200〜600円、1日1000〜2000円、レンタバイク50cc料金:1時間700〜800円、1日3500〜4000円) 島を一巡りするだけなら3時間程度はほしいところですが、ゆっくり・じっくりと廻るならばもう少し多めの時間を計画するとよいでしょう。
 なお、かつて波照間島のレンタサイクルといえば「SUN輪舎」だったのですが、オーナーが体調を崩され故郷で療養をされるため2010年10月に廃業されました。

 レンタカー・観光バス(マイクロ)は
昴レンタカー 0980-85-8567」、「民宿 みのる荘 0980-85-8438」、素泊まりハウス美波 0980-85-8050」、「オーシャンズ 0980-85-8387」などで対応可能です。

5.波照間島の地図

6.観光お勧めルート
     (詳細な「波照間島の観光スポット」のページも参照ください。また波照間島の宿泊施設のページもご参考に!)

 レンタサイクルで、島の一通りの観光スポットを周るのであれば、約3時間程度を見込んでおくことがよいでしょう。
 (石垣島から日帰りで、集落の商店に立ち寄ったり、ニシ浜でのんびり過ごそうとするなら、石垣島からの高速船の第1便で行き、最終の第3便で帰ってくるのがお勧めです。)
1 波照間港 レンタサイクルのお店を決め、集落まで車で送ってもらいます。
2 ニシ浜 エメラルドグリーンと言うよりも波照間ブルーの海の美しさに圧倒される浜です。
3 南(ペー)浜 ニシ浜をそのまま歩いていくとたどり着けるビーチ。
4 浜シタン群落 竹富町の天然記念物で、樹齢数百年、2mを超える立派な浜シタンが群落をなし、岩場を覆うように広がっています。
5 底名溜池展望台 最南端の碑と浜シタン群落の間にある比較的新しい展望台です。
6 日本最南端の碑 波照間島は有人島では日本最南端。最南端の碑には、ここが東経123度47分12秒、北緯24度02分24秒の地点にあることが示されています。
7 高那崎 荒々しく波が打ちつける断崖絶壁です。
8 星空観測タワー 望遠鏡やプラネタリウムがあります。
9 波照間空港 一般の人が利用できる日本最南端の空港。
10 灯台 海岸べりではなく島の中央部にあります。
11 集落内散策 オヤケアカハチの碑、学校、家並み・酒造所・駐在所・郵便局・路地等を散策。
12 コート盛 珊瑚石を積み上げた見張り台で、この上からの眺めは素晴らしいものがあります。
13 レンタサイクルの店 レンタサイクルを返却し、港まで送ってもらいます。
14 波照間港

7.波照間島の写真

波照間島旅客ターミナル ターミナル前看板 北(ニシ)浜1
石垣港離島桟橋から高速船で約1時間で波照間港に到着します。 集落は島のほぼ中央部にあります。港の浮桟橋からターミナルまでの間にこの看板が建っています。 このガードレールを左にカーブするとそこがニシ浜。この光景を楽しみに毎年ここまで足を伸ばしています。
ニシ浜2 ニシ浜3 ニシ浜の東屋から
モンパの木とのコントラストがきれいです。 「波照間ブルーの北(ニシ)浜」のページも参照ください。 浜に下りてからの光景です。 ここにはシャワー・トイレもあり便利。東屋の中から外を眺めると、まるで絵画のようです。
ぺー浜 浜シタン群落 ペムチ浜
ニシ浜の先を、南西方向に行った浜。 竹富町の天然記念物で、樹齢数百年、2mを超える立派な浜シタンが群落をなし、岩場を覆うように広がっています。 島の南側の海岸。
周回道路 サトウキビ畑 日本最南端平和の碑
見渡す限りのサトウキビ畑が続きます。 「日本最南端の碑」へ行く途中の道での光景です。一面のキビ畑が続きます。 本土復帰の時に設置された碑です。
日本最南端の碑 波照間之碑 星空観測タワー
日本国国旗を描いた碑が南を向いて立てられています。 二つの竜が絡み合うモチーフ。各都道府県の石でできています。 天体望遠鏡やプラネタリウムがあります。
波照間空港滑走路 波照間空港ビル 波照間空港ビル内
滑走路の遠望。
現在は利用されていません。
小さな空港ビルですが、島の重要な足でもあります。 飛行機のバランスをとるため乗客の体重を量る体重計などがあります。
灯台 ヤギ ブドゥマリ浜への道
島の中央部にある灯台。 いたる所に野良ヤギがいます。近づくと林の中に逃げていきます。 島の片側にある海岸への下り道。向かいは西表島です。
ブドゥマリ浜1 集落道路1 集落道路2
広くはありませんがプライベトビーチ感覚を味わうことができます。 趣のある集落内の道です。 フクギ並木が美しい。
波照間小中学校 波照間小中学校 波照間駐在所
最南端の小学校校舎です 同じく最南端の中学校校舎です。平成23年度から、小中学校が併置校となつています。 最南端の駐在所です。ちゃんとパトカーも1台あります。
マンホール 泡波酒造所1 泡波酒造所2
波照間島らしい汚水のマンホールです。南十字星が描かれています。 あまりにも有名な泡波の酒造所。しかしここに行っても泡波は手に入りません。 家族で営んでおられる小さな酒造所です。
コート盛 コート盛からの景色1 コート盛からの景色2
昔の狼煙台というべきもの。集落の入口にあります。 のどかな畑の景色が見えます。(北側) 牧草地も見えます。(南側)
もんぱの木 ターミナル内 波照間港をあとに
旅客ターミナルを除けば、島唯一と言ってもよいお土産物屋さん。お薦めはやはりTシャツでしょう。 ここにもお土産屋さん(あだん)があります。少し高いけれども割と泡波が手に入れやすい所でもあります。隣の「イノー」(海畑)では、泡波(\400)が飲めます。またここの「そば」は結構いけます。 またの訪問を誓って、島を後にします。
 

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