「ウェルかめ」のロケ地  作成 2013.01.12

 
 「ウェルかめ」は、2009年9月28日より2010年3月27日までNHKの朝の連続テレビ小説で放送されたドラマです。舞台は徳島ですが、第4~5週目は黒島が舞台となりました。
 「世界とつながる編集者になる」と夢を抱き、東京でファッション誌の編集者を目指したヒロインが、突然の会社休業により、故郷・徳島の海ガメに導かれるようにUターン。地元のローカル出版社で働きながら、家族が巻き起こす騒動、恋模様、自然豊かな故郷と向き合う青春を描いています。カメのようにゆっくりであっても着実に歩みを進めるヒロイン浜本波美を演じるのは清純派女優の倉科カナ。沖縄の青い海、海ガメ、お遍路さんなど徳島の魅力もふんだんに織り込みながら笑いあり、涙ありのハートフルな物語を展開します。
 

 脚本は相良敦子

 主なキャストは、
  浜本波美(倉科カナ)、浜本哲也(石黒賢)、浜本加代(羽田美智子)、
  浜本航(大原光太郎)、浜本泰三(芦屋小雁)、中川果歩(岩佐真悠子)、
  山田勝乃新(大東駿介:大東俊介)、伊崎光男(温水洋一)、吉野鷺知(室井滋)、
  勅使河原重之(益岡徹)、友近聡(正名僕蔵)、ロベルト(レオナルド・ベヌッチ)、
  須堂啓(坂井真紀)

 
 
【あらすじ】
 徳島県美波町にあるお遍路宿(お遍路さんもサーファーも泊まる愉快な民宿)で育ったヒロイン「浜本波美」は、小学6年生の頃、地元の砂浜で懸命に海に向かっていくウミガメの子どもの姿に感動し、その姿に世界へ向かう自分の姿を重ねました。それから11年後、念願の憧れであったファッション雑誌社『マニフィーク』の編集者として就職。しかし、ひょんなことから雑誌が廃刊になり編集部も解散、波美自身もリストラになってしまいます。その後、徳島市の出版社「ゾメキトキメキ出版」の編集者となった彼女は、失敗を繰り返しながらも、温かな家族、個性豊かな社員、友情の熱い親友に励まされ、故郷と向き合いながら一歩一歩自分が目指す夢へと突き進んでいくのでした。
 
 なお、タイトルの「ウェルかめ」とは、波美の父が宿を旅立つ人に「いつだってウェルかめ(ウェルカム)」と言って、手製の木彫りの子亀を手渡すときの言葉です。「故郷へようこそ!」という思いと新たな夢へ歩き始める意味が込められています。

(WikipediaおよびNHK広報資料より引用)
 
(参考)
 日本近海でこれまで記録があるウミガメは5種(アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイ・オサガメ ・ヒメウミガメ)で、このうち産卵の記録があるのは3種(アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイ)のみです。南西諸島ではこの3種とも産卵しています。
 このうちアカウミガメについては、太平洋の北半球側において日本が唯一の繁殖地で、ふ化した子亀は黒潮に乗って北アメリカ大陸の沿岸まで行き、そこで20~30年過ごした後、生まれ故郷の日本を目指して1万キロの大海原を泳ぎ戻ってくると言われています。

「ウェルかめ」のロケ地

  
黒島港
・浜本波美と山田勝乃新が着いた黒島の港
・浜本波美と山田勝乃新が出発した黒島の港
同左
 
  
東筋集落から灯台への道
・浜本波美と山田勝乃新が歩いていた黒島の道 同左
 
黒島研究所 (宮里)
・ウミガメ・ラボ黒島 同左
 
味処はとみ (仲本)
・浜本波美が亀園由香を見つけた店 同左
 
西の浜
・浜本波美が亀園由香の取材をしていた海
・浜本波美が、おばあから歌を教えてもらった砂浜
同左
 
八重山古民家まいすく家 (保里) 伊古桟橋
・浜本波美が宿泊している民宿「保里」 ・浜本波美がたたずんでいた桟橋
 
たま商店 (東筋)
・浜本波美が声をかけられた「やぎ商店」 同左 (ここは島唯一の商店です。)
 
東筋集落の路地
・浜本波美が軽トラに乗せてもらった石垣に囲まれた集落 同左
 
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