「星砂の島のちいさな天使 〜マーメイドスマイル〜」のロケ地
作成 2013.06.22
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映画、「星砂の島のちいさな天使〜マーメイドスマイル〜」は、喜多一郎監督がデビュー作『星砂の島、私の島 〜アイランド・ドリーミン〜』(03)に続いて再び竹富島を舞台にしたオリジナル作品です。
八重山の人魚伝説を背景に、観光客の減少や医師不足などの島の医療問題を抱える竹富島に、ある日突然現れた不思議な少女によって希望を失っていた島民が笑顔を取り戻していく姿を描いた人情ドラマです。
島の将来と、島の諸問題が織り交ぜられ、併せて竹富島の自然の美しさが描かれたゆがふ(世果報:幸せな世の中)呼ぶ映画です。撮影は3月に竹富島オールロケで行われました。 |
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この作品が映画初主演となる飯田里穂が、笑顔を絶やさない不思議な少女を演じています。その少女を救う兄弟を三上真史(D-BOYS)、牧田哲也(D-BOYS)が演じています。また、映画初出演のプロレスラーの長州力や、ベテラン実力派の美保純、津田寛治、大地康雄のほか、矢口真里も特別出演しています。 |
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喜多一郎監督の2010年制作作品で、公開は2010年6月19日。
主なキャストは、
月野美海(飯田里穂)、中浜瞬一(牧田哲也)、中浜光一(三上真史)、
中浜陽子(美保純)、矢野口真里(矢口真里)、上地鉄也(長州力)、
島袋ユカ(前田憂佳)
挿入歌は『君』
作詞・作曲・歌 − 萬木忍 |
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綺麗な空、美しい海、そこを通る風。息をのむ美しい景色が広がる竹富島。美しい自然を多く残すこの島も、観光客の減少、医師不足などの問題を抱えていた。島の将来をめぐり、昔を懐かしむばかりのおじい達や青年部、対して観光客倍増計画を進めたい観光課勤務の中浜光一たちは喧々諤々の議論を重ね、島の人々からは笑顔が消えてしまっていた。 |
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そんなある朝、光一とその弟・瞬一は砂浜に倒れている一人の少女・美海を見つける。美海は成り行きで光一と瞬一の実家である民宿でアルバイトをすることになったが…。慣れないながらも一生懸命働く美海は、たちまち島で評判となり、人々に受け入れられていき、美海の影響からか、島の人々に笑顔が戻り始めていた。
しかし瞬一に憧れている中学生のユカは、そんな美海がおもしろくない。なんとか美海の正体を暴こうとするうちにユカがたどり着いたのは、“ニライカナイの人魚伝説”だった……。
ユカは、美海が人魚だと光一に訴えるが、それを聞いた光一は美海を“ミス人魚”として広告塔に利用しようと企てる。 |
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瞬一は父親の形見であるカメラで、人々と美海の笑顔を撮り続けるうちに、島の将来、自分の将来、さらに美海に対する自分の気持ちに気付いていく。しかし美海にはある秘密が隠されていた。
美海は瞬一に、自分が島に来た理由は“ニライカナイ”だと、そして自分の持つ不思議な力を告白する…。
(公式サイトより引用) |
[余談] |
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この作品は、長州がプロレスラー生活36年目に映画界に挑戦したものです。
出演のきっかけは、現地に長州そっくりの牛飼いが実在したことから、ロケハンがまさに「イメージ通り」と出演をオファーし、長州も前年レスラー生活35周年の節目を迎えたことで新たなチャレンジを探していたことと、沖縄には以前から愛着があったことから出演を快諾したとのことです。
長州演じる牛飼い・上地は、昔の島の姿を取り戻そうと奮闘する頑固な中年で、島を愛するあまり、島を変えようとする若者と衝突することもしばしばあり、プロレス技の乱闘シーンも見られます。
なお、この撮影をきっかけに長州力は竹富島の観光大使に任命されました。
この他、当時、ヒメコバチにより多くのデイゴの木が枯れていたことから、『デイゴの木を救え!!キャンペーン』として前売券売上げの一部を寄付するキャンペーンも行われました。 |
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