西表島の御嶽  更新 2017.01.28

御嶽は神聖な場所なので、むやみに立ち入らないでください。(特に男性の立ち入りは制限されています。)
多くの御嶽の入口には内地の神社と同じように鳥居が建てられていますが、御嶽に於いてその意味は全く異なるものであることを理解しておいて下さい。

※今回は、No.2の写真を追加しました。

西表島の御嶽の紹介

No. 名 称 場 所
1. ミチャーリオン(三離御嶽) 東部・古見
2. フタデウガン(干立御嶽) 西部・干立
3. ムトゥウガン(ウィヌウガン) 西部・干立
4. ユーヌウガン(世御嶽) 西部・干立
5. アマウガン(雨御嶽) 西部・干立
6. 前泊御嶽(前泊穀御嶽) 西部・祖納
7. 船浮御嶽 西部・船浮
 
西表島の御嶽の地図

1.ミチャーリオン(三離御嶽)

 ミチャーリオン(三離御嶽)は西表島東部、古見の前良川右岸にあり、八重山におけるアカマター神事(秘祭アカマタ・クロマタ・シロマタ祭)発祥の嶽といわれています。創建の時期などは不明で、謎の多い御嶽とされています。
 このミチャーリオンの後側にはサキシマスオウノキの群落があります。

ミチャーリオン(三離御嶽)
同 拡大
 
2.フタデウガン(干立御嶽)
 
 フタデウガンは干立の中心的な御嶽で、儀式・祭礼等は主にこの御嶽で行なわれます。
すぐ前はマイヌハマで、鳥居は海に向かって立てられています。かつては航海安全を祈願する御嶽だったと言われています。
 
フタデウガン(干立御嶽)

フタデウガン(干立御嶽) イビ門

3.ムトゥウガン(ウィヌウガン)

 ムトゥウガンは干立で最も古く、格が高いと言われている御嶽です。
 ムトゥウガンはカナザヤン(金座山)にあり、周囲はヤエヤマヤシの林となっています。
ムトゥウガン(ウィヌウガン)
ムトゥウガン鳥居奥の階段

4.ユーヌウガン(世御嶽)

 干立の五穀豊穣の神を祀る御嶽がユーヌウガン(世御嶽)です。
 毎年6月中旬頃、一期米の収穫を迎える時期に行なわれる儀式がシクヮーン(初穂刈り)です。収穫の期間が晴天に恵まれ、無事に立派な収穫をあげることができるよう祈願して行なわれるもので、農家はこの儀式を終えてから本格的な収穫に取りかかります。
 農家は、朝早くに起きて田んぼに行き、初穂を刈り取ってきてユーヌウガンに供えます。
 
ユーヌウガン(世御嶽)

5.アマウガン(雨御嶽)

 雨乞いに使用される御嶽で、干立集落から海岸沿いに北に行ったところにあります。海に面して鳥居が立っているため満潮時は歩いて行くことはできません。
 フタデウガンにはこのアマウガンへの遙拝所があります。
アマウガン(雨御嶽)
干立集落を向いた光景

6.前泊御嶽(前泊穀御嶽)

 西表島西部の祖納集落にあり、節祭の執り行なわれる御嶽です。
 国指定の重要無形文化財に指定され、500年もの伝統がある節祭は、農作業上の年が変わる正月儀礼の祭で、その年の豊穣感謝と来年の五穀豊穣、地域住民の無病息災を祈願する祭りです。
 御嶽の鳥居の前には節祭の文化財指定記念碑があります。
前泊御嶽(前泊穀御嶽)
前泊御嶽 イビ門

7.船浮御嶽

 船浮集落の北、船浮小中学校の北側に位置する御嶽です。船浮集落の豊年祭や節祭などの行事が執り行なわれます。
 
船浮御嶽
船浮御嶽 イビ門
 

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