西表島東部の豊原集落にある竹富町立交流センターの裏山に展望台があります。ここは恐らく津波発生時の避難場所として整備されたものと思われますが、見晴らしが気になり登ってみることにしました。 　登山路は草刈りもされて登りやすく、入口ゲートから約１０分程度で展望台に辿り着くことができます。山頂の標高は９９．３ｍで、そこに建てられた２階建ての展望台からはさぞかし素晴らしい眺めが見られるだろうと思って登ったのですが・・・、残念ながら展望台よりも高く育ったリュウキュウマツ（琉球松）に邪魔され期待したほどの眺めは得られませんでした。 　しかし短時間で登れ、石西礁湖西部のパナリの島々などを高い位置から眺めるにはお勧めです。 　時間的余裕があれば是非登ってみて下さい。

地図

１．豊原展望台登山路

県道２１５号線から竹富町立交流センターに向かいます。 中央山頂部に展望台が見えます。

　

展望台のズームアップ。 登山路入口横の南風見林木遺伝資源保存林の看板。昭和３１年に保安林に指定されて以降、ほぼ天然林に近い状態で保存されています。リュウキュウマツが保存対象資源となっています。

　

登山口ゲート。登る際に開けたら必ず元通りに閉めて下さい。 登ってすぐの道。

　

途中の登山道の様子。その１。 その２。 その３。 その４。展望台直下の様子です。

　

標高９９．３ｍの山頂部の豊原展望台。右の木はリュウキュウマツです。 西表島南部の南風見田海岸方面の眺め。       豊原集落遠景 南風見崎方向の眺め。携帯電話３社のアンテナ鉄塔が見えます。

　

沖合の島は、右側がパナリ（新城島）下地島。左側は同・上地島。

　

更に左方向へ。 西表島東部地区の中心地の大原・大富集落が見えます。

　

手前の青い建物は大原小学校の体育館。その先には仲間川、遠方の手前の島は小浜島、その後方にはうっすらと石垣島が見えます。

　

大原集落（右手）の遠景。 こちらは仲間川向いの大富集落の遠景。