ここからは2014年11月16日に開催された竹富島の種子取祭の「舞台の芸能」の様子を紹介します。 2日目は仲筋村の演芸となりますが、一度に全ての演目を紹介することができないので、いくつかに分けて紹介します。 ここは、その1です。
1.仲筋ホンジャー
2.ミルク(弥勒神)
竹富島の弥勒神は、仲道家の先祖が弥勒神の仮面を海岸で拾って拝み始め、後に与那国家に譲ったと言われています。現在でも、種子取祭に面をかぶって弥勒神として登場できるのは、与那国家の当主だけです。 種子取祭の弥勒神は、弥勒節(みるくぶし)の歌に促されて、シーザ(先輩=二才)や大勢の供、子供たちとともに登場します。弥勒への捧げ物を持った供、およびシーザは、弥勒神の周りを廻り、その後、シーザ4人による 「シーザ踊り」 が奉納され、 「ヤーラヨー節」 で退場します。
3.シドゥリャニ
4.カギヤデ風
続いて、行事の最初によく演舞される 「 カギヤデ風 (かじゃでぃ ふう)」 が奉納されました。 なお前日(玻座間地区)の舞踊のトップは 「 赤馬節 」 でした。 この舞踊は、『今日の嬉しさは、何にたとえることができよか』と、祝宴の座開きに踊られます。王朝時代には、長寿・富・子孫繁栄を込めた老人踊りとして国王の前で演じられました。日本の脇能、「高砂」の影響を受けています。
5.揚作田節
6.天人(アマンチ)狂言
7.たのりゃー
8.赤またー節
9.種子蒔狂言 ( タニマイキョンギン )
10.蔵ぬぱな節
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