新盛家住宅(西表島) 更新 2021.04.24
今回は地図の修正を行いました。
新盛家住宅は西表島西部の祖納集落にあり、沖縄県内に現存する最古の木造茅葺き民家です。 築150年と推定され、平成6年(1994年)に県教委から有形文化財の指定を受けました。
家屋は、釘や金具を使わずに楔で締められており(貫木屋[ヌキジャー]と呼ばれる造り)、柱や梁には西表島産のフクギやイヌマキが、内装にはセンダンやフクギなどの木材が用いられています。また、敷地を取り囲む石垣にはテーブルサンゴが用いられています。
2011年秋に10年ぶりの葺き替えがなされ、以前と比べると随分と綺麗な屋根になりました。この葺き替えには3800束の茅が使われたそうです。
なお、敷地の西側が「ミルク道(神の道)」と呼ばれる主要な通りに面しているため、一般的な屋敷の形式とは逆に、一番座を西側に置き、通り側が下座になることを避けています。
地図
1.住宅入口 |
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入口階段 (屋根は葺き替え前) 2008 [数字は撮影年] |
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同 (屋根は葺き替え後) 2012 |
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2.住宅周囲 |
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住宅全景 2012 |
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左側が一番座となっています。 2012 |
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オーシ(豚小屋付便所)と思われる遺構(中央) 2012 |
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家屋東側からの全景 2012 |
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4.石垣とオーセ道 |
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テーブルサンゴの石垣(西側) 2008 |
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同(北側) 2012 |
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オーセ道(東側に向って) 2012 |
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オーセ道。中央左の小さな島が「まるまぼんさん」。
(西側に向って) 2012 |
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