その他の品種
(以下の品種は、試験・評価のためや趣味等で栽培されているものが主で、市場にはほとんど出回らないものです。)
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紅象牙マンゴー
名前の通り象牙の様に長くて大きい品種です。長さは30cm以上、果重は3~4kgと特大サイズ、果皮はワインレッド色、種子は薄いため可食部分の割合が多く、果肉は繊維が殆ど無いのが特徴です。果汁は多くて甘く、糖度はアーウィン種と同程度の15度前後です。 |
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黒香(ヘイシャン)マンゴー
病気に強く、果皮は熟しても濃い緑色で果肉も濃い黄色をしています。マンゴー特有の味わいに、ハーブの香りが有り、これまでにない美味しいマンゴーです。あまりに生産量が少なく、あまりに美味しいので生産地以外にはほとんど出回りません。台湾では、幻の品種に属しており,一度食べると忘れられなくなる味だそうです。果重は約500g、長卵形で、繊維がほとんどなく、肉質は細かく多汁、糖度は15.6度、酸度は0.18%程度。収穫は8月です。 |
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土マンゴー
土マンゴーは、台湾の土地固有(オリジナル)のもの、つまり在来種のマンゴーと言う意味です。表皮が緑色で熟すると微かに黄色くなり、平均重量が約200g、味は濃く糖度はアーウィンよりも遥かに甘いのが特徴です。土マンゴーのシーズンが終わってからアーウィンの収穫が始まります。台湾では、アーウィンマンゴーと1・2位を争うほどの人気がある品種です。在来種のため、放任状態でも実が成るほど生命力は強く、種子は台木用として台湾国内は勿論、日本にも輸出されるほど重宝されてます。 |
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青蜜マンゴー(キヨサムイ種)
原産地はタイ。果実の特徴としては、長卵形で果重300g~400g、名前の通り青い内から果実は甘味があり美味しく食べられます。熟する前はリンゴの様な食感で、完熟すると表皮が黄色に変わります。果実の表皮が少し黄色になったときが食べ頃で、甘くて味が濃厚で、繊維が殆ど有りません。果実全体が完全に黄色に変色すると完食出来ないほど甘くなります。好みの甘さに合わせて収穫する事が出来る珍しい品種です。 |
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海頓(ハイトゥン)マンゴー
キーツマンゴーを一回り小さくした感じで、果重の平均は約400g前後、外皮は厚く、糖度は平均で15度、果実の繊維は細かく味は濃厚で多汁、甘くて美味しい品種です。 |
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レイトマンゴー
タイ原産の品種です。果重は400g前後で、熟すると表皮が黄色くなり、味は甘くて濃厚でとても美味しい品種です
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泰文(タイブン)マンゴー
アーウィンの実生選抜種です。果実の外観はアーウィン種と少し似ていて、綺麗な紅色をしています。果重はアーウィン種よりは一回り小さく、300~400g。糖度はアーウィン種と同じですが酸味は高めで、味は濃厚、微かに味は似てますが全く別品種です。病気に強く、果実に袋を被せなくても綺麗な果実が収穫できるそうです。
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杉林(サンリン)マンゴー
果皮色は綺麗な赤色をしていて、果実の糖度は16.2度、酸度は0.18%、繊維は細かく味は濃厚で酸味が低いので癖がなく食べやすい品種です。平均果重は約650gで、アーウィンよりは大きくなります。果実の尾端が尖っているのが特徴です。
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香蜜(コウミツ)マンゴー
名前の通り濃厚な香りと糖度が15.6度と高く、繊維は細かくて食べ易い品種です。果重は200g~300g前後と果実は小さめですが、濃厚な味わいで、非常に甘くて美味しいのが特徴です。対病性は強く優良種に属します。
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レッドキンコウ(赤金煌)マンゴー
レッドキンコウは、実の皮は赤く、果量が500g~1000g、管理が良ければ1kgを超えることもあります。味は、酸味はやや少ないものの糖度が16~20度と高い(主要品種のアーウィンでは普通12~18度)。 |
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金興(キンシン)マンゴー
金興マンゴーは、侯金興と言う台湾の農家の名前を取り、「金興」と命名したそうです。この農家のアーウィン種の栽培歴は長く、十数年前のある日偶然にもアーウィン種の木に突然変異が起こり、金興マンゴーが生まれたとの事です。原種の土マンゴーに続き2番目の純台湾原産のマンゴーとなりました。外観、品質、対病共に優れている品種です。
果実の糖度は15度、酸度は0.19%、形は長楕円で玉文と似ていて色は綺麗な赤色をしています。平均果重は約1350gとアーウィン(平均400g前後)より3倍近い大きい実がなります。
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香文(コウブン)マンゴー
名前の由来は、その名の通り香水の様な強い甘い香りがする事から、その名前が付いたそうです。果重は300g、多肉長卵形で表皮は熟する前は薄い赤色で、熟すると黄色になり、果肉は橙黄色で繊維がほとんどありません。原種マンゴーの様な濃厚な味で、糖度は16度~22度、酸度0.21%、種子は薄く可食部が殆どで、アーウィン種とは違った味わいの品種です。 |
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四季なり蜜マンゴー
果実の特徴としては、卵形で果重300g~400g、糖度は15度でアーウィンよりも甘く、熟すると表皮が黄色に変わります。温度などの管理条件が整えば年中開花を繰り返す珍しい品種です。
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ケシャールマンゴー
濃い香りと強い甘みが特徴の品種です。食感は滑らかで、高級感漂う気品あるマンゴーです。果重は250g~300g、熟すると外皮が黄色くなり、糖度は18度あります。 |
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バナナマンゴー
表皮が黄色く形はキンコウマンゴーより細長いことから付いたそうです。果重は300g~400g前後、外見はバナナの様に細長く、味もバナナに少し似ているそうです。
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金蜜(キンミツ)マンゴー
台湾の彰化縣埔心郷の農民、張金泉さんにより、50年前、フィリピンよりマンゴーの種を持ち込んで植え付けた実生苗と原種(土)マンゴーを交配させて出来た品種です。果実の名前の由来は、黄金の様に綺麗な金色の外観と蜂蜜の様な味わいがある事から、金蜜と付けたそうです。
果重は400~500g、果皮は熟すると黄色になり、果肉はオレンジ色で、肉質は繊維がほとんどなく多汁、糖度は21度以上、酸度は0.18%程度でアーウィン種よりもかなり甘
く、しかもアーウィン種よりも炭疽病に強く育てやすいそうです。
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慢文(萬文:マンブン)マンゴー
慢文マンゴーの名は地域によっては萬文マンゴーともいい、ともにこの名前は台湾方言の読みが同じです。農家によって呼び名が違うだけで、品種は同じです。この品種は名前(慢文)の通り、収穫期がアーウィン種の産期が終わる頃に収穫期になるので、その名が付けられたようです。果実はアーウィン種とかなり似ていて外皮は濃い赤色、糖度や味も同様で、平均果重は400gです。
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ピーチマンゴー
10月~1月頃にオーストラリアで収穫される「ケンジントン・プライド種」という品種のマンゴーです。赤系のマンゴーの中でも、ほのぼのとした桃のような肌色(黄色とピンクのグラデーション)をしているため、「ピーチマンゴー」と呼ばれています。マンゴー特有の臭いが少なく、滑らかな口当たりと、酸味が少なくてマイルドな甘みたっぷりというのが特徴です。 |