旧日本海軍壕(西表島・船浮)  作成 2012.08.18

 西表島の最も西に位置していることから奥西表とも呼ばれ、船でしか行き来のできない船浮集落とその周辺には、今なお第二次世界大戦の痕跡が色濃く残されています。なかでも船浮港内の浮桟橋の左手(南)側、琉球真珠の前の道を進んだ先の集落の外れには、戦時中、海軍の特攻艇の秘密基地が置かれていました。結果として、ここから特攻艇が出撃することなく終戦を迎えたそうですが、ここでは今日でも特攻艇「震洋」を隠していた壕や弾薬庫などの壕の跡を見ることができます。これらの壕は、人力で数年かけて掘られたそうですが、保存状態もよく当時の様子を垣間見ることができます。

地図


 
1.防空壕(トンネル)
周辺の船浮湾は、複雑に入り組んだ地形で岩陰も多く、また水深も十分にある天然の良港で、海軍もこれを活用して基地を設けたものと思われます。この防空壕(トンネル)は浮桟橋からすぐの所にありますが、当時の手掘りのままで落石防止策もとられていないため、中を通行する時は個人の責任のもと、安全には十分に気を付けてください。
防空壕入口[北側] 防空壕内部(1)
防空壕内部(2) 海へと続く洞口 防空壕内部(3)
防空壕出口[南側] 防空壕を出た所の左側の海
海側の洞口(1) 海側の洞口(2)

2.特攻艇格納庫
防空壕出口(南側)から少し歩いた右手山側に特攻艇「震洋」を格納していたと思われる壕が残っています。

3.途中の道
それぞれの壕を結んでいる道ですが、結構広い道幅があります。
   

4.発電所跡
更に奥に進むと発電所跡があります。壕入口の説明プレートが2つに割れていました。 

5.石塁
海側には石を積み上げた場所があります。もしかすると機関砲などが設置されていたのかもしれません。

6.弾薬庫跡
更に進むと弾薬庫跡があります。 
 
 Page Topへ戻る     ちょっとDeepな旅スポット に戻る     HOME へ戻る     

Copyright (c) 2008.8 yaeyama-zephyr

写真の無断転載・使用を禁じます。利用等をご希望される場合はメールでご連絡下さい。