石垣島の展望台   更新 2024.09.09

今回は青字の箇所を追加しました。
 
ここでは石垣島にある展望台とそこからの眺めを紹介します。

「展望台」 一覧
No. 展望台名 場所 (島名・集落 等) 備考
1. 南ぬ浜町緑地公園展望台 南ぬ浜町
2. エメラルドの海を見る展望台 バンナ公園
3. 南の島の展望台 バンナ公園
4. カンムリワシ展望台  バンナ公園  
5. 前勢岳展望台 前勢岳
6. 名蔵ダムを望む展望台 名蔵ダム
7. 川平公園展望台 川平
8. 野底林道展望台 桃里
9. 玉取崎展望台 伊原間


地図1.

1.南ぬ浜町緑地公園展望台
  
 八島町と埋立地である人工島の「南(パイ)ぬ浜町」を結ぶサザンゲートブリッジを渡ると左手に広い敷地の「南ぬ浜町緑地公園」が見えてきます。
 この「南ぬ浜町緑地公園」は、星空を望めるスポットとしても有名で、旧暦の七夕の時期に行われる「南の島の星まつり」のメイン会場にもなっています。
 この公園の東南にある木造の展望台が「南ぬ浜町緑地公園展望台」です。
   ここからは南側に広がる石西礁湖などを眺めることができます。
 緑地公園は24時間利用可能可で、特に夜は、綺麗な星空を見ることができます。
 近くには無料駐車場やトイレがあります。また、
展望台横には滑り台もあります。
 
サザンゲートブリッジからの展望台遠景 展望台近景(西側から)
展望台近景(北側から)
展望台からの眺め(東方向) 同(南方向)
同(西方向) 同(北西方向) サザンゲートブリッジの一部が見えます。


地図2.

2.エメラルドの海を見る展望台
 
  石垣市街地の北方約4kmに位置する県立バンナ公園内にあり、標高230mのバンナ岳の稜線を走るバンナスカイライン沿いにある展望台です。
 この展望台からは石垣市街地、その先にはエメラルド色をした海とともに竹富島や小浜島、西表島など八重山諸島の島々が一望できます。、
 展望台前には広い駐車場が完備されていて、
多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。
 展望台内には椅子やテーブルも用意されていますので、ゆっくり休むこともできます。
 展望台からは、昼間は八重山のエメラルドグリーンの海を望むことができ、また日没時にはサンセット、夜間は満天の星空を望むこともできます。
展望台遠景 展望台外観
展望台碑 駐車場は展望台下にあります。
(1)展望台からの竹富島方向の眺め。天気の良い日には黒島、新城島、小浜島、西表島も眺められます。  
(2)市街地方向の眺め (3)崎枝半島方向の眺め


3.南の島の展望台
 
 バンナスカイラインの北側に位置する展望台で、展望台そばには、トイレと無料駐車場(5台)が整備されています。 この展望台の南側の山には鳥の卵の形をした「渡り鳥観察所」があります。  南の島の展望台は、岩を組んだようにも見えますが、車椅子、ベビーカーでも上ることのできるバリアフリーとなっています。
 
展望台入り口    左は階段、右はスロープとなっています。 
2階構造です。 南側の山には「渡り鳥観察所」があります。
右手(西側)方向の眺め 名蔵アンパルと崎枝半島の眺め
石垣島製糖、名蔵小中学校などの眺め


4.カンムリワシ展望台
  
 バンナ公園内Cゾーンで、聖紫花の橋の近くにあるのが、カンムリワシ展望台です。
 展望台からは石垣ダムとダム湖、聖紫花の橋、沖縄県の最高峰・於茂登岳などを眺めることができます。
   石垣ダムは割と小さなダムですが日本最南端のダムです。
 聖紫花の橋は橋長101.6mの橋ですが、沖縄県内初の吊り橋として昭和60年に建設されたものです。
     
展望台遠景   3階建て構造です。
床には色々な絵が描かれています。これは聖紫花とサキシマツツジかな? こちらはカンムリワシ?
屋上の展望台。ベンチもあります。 落下防止柵にも色んな絵が描かれています。手前の蝶はオオゴマダラ。
展望台からの眺め。目の前には石垣ダムの湖面が見えます。 右に回ると「聖紫花の橋」が見えます。
その右にはトイレ棟と駐車場が見えます。 更にその右には「ちょうちょ橋」が、その奥には晴れていれば沖縄県最高峰の於茂登が見えます。


5.前勢岳展望台
 
 「エメラルドの海を見る展望台」の西側に位置し、石垣島天文台へ行く道の途中にある展望台です。
 エメラルドの海を見る展望台と同様にここからは石垣市街地、その先にはエメラルド色をした海とともに竹富島や小浜島、西表島など八重山諸島の島々が一望できます。また、展望台前には広い駐車場が完備されています。
 地元の方にもあまり知られておらず、静かに時を過ごすことができます。展望台内にはベンチもあります。
   前勢岳展望台へは市街地からだと県道208号線を北上し、右手のバンナ岳南口を過ぎて直ぐ左折し林道内に入ります。この林道は一方通行となっています。 
 入り組んだ林道を進みしばらく行くと左手に上がる道がありますのでここを上がると展望台前の駐車場に辿り着きます。
 なお。展望台の駐車場から降り元の道と合流する際は必ず左折して下さい。必ず進行路の注意標識を確認して下さい。
     
「エメラルドの海を見る展望台」からの遠景   展望台外観
(1)展望台からの市街地方向の眺め。  
(2)竹富島方向の眺め   (3)竹富島西側方向の眺め
西側にはアスレチック施設があります。    
   


地図3.

6.名蔵ダムを望む展望台
  
 名蔵ダムは1988年に完成した島の中でも比較的新しく、石垣島で2番目に大きいダムで、かつ日本最西端のダムです。
 展望台はダムに貯水された水を一望することができるスポットにあり、道路を隔てたこの展望台の北側には於茂登御主神様への道があります。
 展望台からは昼間は雄大な名蔵ダムが見渡せます。また夜間は星空を眺めるのに絶好のスポットとなります。
     
展望台外観 展望台への階段
展望台上部にはテーブル&ベンチがあります。 ダム上流方向。
満水時の光景 渇水期の光景


地図4.

7.川平公園展望台
 
 島の西北端に面し、石垣島では最も美しいといわれている湾です。展望台からの光景は、各種のパンフレット等に採用されており誰もが一度は目にしたことがあると思われます。
 湾内には小島も点在していて、光の加減や潮の干満で変化する海の色がとても美しく(個人的には午前中の訪問がお勧め)、「日本の自然100選」にも選ばれています。
 湾内では、黒真珠の養殖を行っています。海流の関係から遊泳することは禁止されていますが、グラスボートに乗って海中の珊瑚礁や熱帯魚を見て楽しむことができます。
 なお、グラスボートは数社ありますが、値段は大人1300円(事前予約で1000円)程度です。
展望台外観1 展望台外観2
 
展望台からの眺望1(北西側)    
展望台からの眺望2(北東側)   展望台からの眺望3(東側)


地図5.

8.野底林道展望台
 
 野底林道展望台は、伊野田集落から野底岳に向かう林道の途中にある展望台です。
 野底岳を近くで一望できる場所で、 ここからは石垣島の東海岸のコバルトブルーの海も眺めることができます。
   この展望台からは野底岳の山頂付近の様子をはっきりと見ることができます。
     
展望台に登る階段 展望台外観。テーブル&ベンチがあります。
野底岳(野底マーペー)遠景。 野底岳山頂
北方向の光景 北東方向の光景
南東~南方向の光景 右下は野底林道


地図6.

9.玉取崎展望台
 
 玉取崎展望台「川平湾」に並ぶ石垣島屈指の人気スポットで、平成元年(1989年2月)にオープンしました。
 石垣島の北東部の太平洋を臨む高台(国道390号上)にあります。展望台への遊歩道沿いには、多くのハイビスカスが1年中咲き乱れています。展望台からは東の太平洋側の珊瑚礁と、北に平久保半島へ続く船越(フナクヤー)を、その西には東シナ海を一望することができます。

 特にここから見る海は、リーフの内外で色が異なり、そのコントラストが石垣島内でもとても美しく見える場所です。
 近くには大きな駐車場やトイレも整備されています。


 また、駐車場から展望台までの沿道には、年間を通してハイビスカスやフウリンブッソウゲといった南国の花を見ることができます。
 岬の先にある小島は「玉取石島」という無人島で、かつては平久保半島で漁をしていた漁民たちが、マラリアを避けるためにここに小屋を建て宿泊していたそうです。現在はアジサシ(カモメ科)の繁殖地となっています。
 因みに
、「玉取」の地名の由来は、この沖の岩礁に乗り上げる船が多く魂を取られた(魂取)という説、鳥の卵を採った(卵取)という説、天然の真珠の玉が取れた(玉取)という説など諸説あり定かでありません。
展望台遠景 展望台外観
 
展望台北側の光景。右手の海は太平洋、左手の海は東シナ海、中央は平久保半島。
南側の眺望。 沿道には多くのハイビスカスが植えられています。
展望台南西側の眺め。 展望台西側の金武岳。


  
     


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