石垣島は1971(昭和46)年に連続干天日数191日間という大干ばつに見舞われ農業は壊滅的打撃を受けました。このためどのような大干ばつが来てもいつでも水が使えるようにと、復帰後、国や県、市および地元関係者が協力して、石垣島中部を流れる宮良川水系底原川に建設されました。農業用のフィルダムとしては日本で最も長い1331mの堤体(国内全ダム中7位)を有しています。宮良川土地改良事業の一環として真栄里ダムとともに建設されました。
ダムで蓄えられた水は灌漑用水として使用され、石垣島中部から南部にかけて広がる3460haの農地を潤しています。 |
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底原ダムは、宮良川土地改良事業の一環として真栄里ダムとともに建設されました。 |
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農業用(灌漑用)のロックフィルダムとしては、日本で2番目に長い堤体(1331m)をもつダムです。天端は車両通行禁止ですが、歩行は可能です。 |
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真栄里ダムから底原ダムへは於茂登導水路で結ばれていますが一方向となっており、その逆の送水はできません。 |
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ダム湖側の様子です。フィル式らしい様相を呈しています。上流側は沖縄らしい白色の石を多く用いたリップラップが貼られています。 |
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反対方向からダム湖上流側の眺めです。 |
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天端から下流側を眺めたものです。アースダムの様な堤体です。 |
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同拡大 |
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洪水吐です。(上流側) |
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同下流側。洪水吐からの導流部ですが、非常になだらかなものとなっています。 |
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右岸側にあるダム管理事務所です。 |
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ダムの概要等を記した説明板が設置されています。 |
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