西表島 観光スポット  更新 2016.07.16 

青字が今回追記した箇所です。

西表島の地図

1.東部地区

名前 内容
いり 西表熱帯林育種技術園
古見集落の北側にあり、熱帯・亜熱帯林の維持や再生のための技術開発と研究、遺伝資源の保存を目的とした機関です。西表という自然のままの気候で熱帯樹等の研究開発が行えることから、熱帯林の技術開発や品種改良などの拠点として注目を集めています。この建物の道路を隔てた反対側には遊歩道もあり、自由に散策することができます。入館無料。開館:9〜17時。休日:土・日曜。
いり 西表野生生物保護センター
イリオモテヤマネコの剥製
古見地区と美原地区のほぼ中間位置に位置し、周回道路を左折して辿り着きます。
センターは、西表島の野生生物に関する保護・繁殖・調査研究などを行う拠点施設として設立されたもので、イリオモテヤマネコ(骨格標本や痕跡等の展示)をはじめ、八重山地域に生息する動物の生態系や自然環境について一般の人にもわかりやすいよう、島の立体模型やパネル、ビデオ、動植物標本などで展示しています。また、西表の文化についても知ることができます。
入館無料。 開館時間: 10時〜16時。 休館日: 毎週月曜日、こどもの日および文化の日を除く祝日、6月23日(慰霊の日)、年末年始(12月29日〜1月3日)

【HP】西表野生生物保護センター
いり 旧西表島温泉
【西表島温泉は、源泉水の確保が困難となり、2012.10.31に閉鎖されました。】

西表島ジャングルホテル・パイヌマヤは引き続き営業されています。
おお 大富休憩所

 マングローブ林
大富休憩所は、地元の農家の人達の休憩所として作られたものだそうですが、手軽に仲間川のマングローブ林を見ることができます。但し、ここからは仲間川展望台のように蛇行した仲間川の川面を見ることはできません。
おお 大富給水塔
同 側面
映画「ぱいかじ南海作戦」のポスターに使用されたり、主人公がこの前を通り過ぎるシーンの撮影された給水塔です。この絵は地元の子供たちが描いたものです。雨が降らず畑が旱魃気味となると、ここからタンク車に給水し散水を行います。主にサトウキビ畑等に散水するためのものです。
おお 大富共同組合売店

西表島唯一の共同売店です。共同売店とは地元の人々が出資しその組合員で運営されているもので、いわば生協のようなものです。
おお 大原港(仲間港)

西表島の東部の玄関口。石垣島から高速フェリーで約35分。西表島の東部観光の拠点となる港で、浮き桟橋や旅客ターミナルなど、よく整備されています。
この港からは、石垣島だけでなく、小浜島や竹富島への直行便も運行されていて(但し、便数は少ない)、うまくスケジュールを調整すれば離島巡りに便利です。なお、水中観察船「うみえ〜る」は、ターミナル内ではなく、隣の建物で受付けています。
おお 大原神社
大原集落は、1938年と1941年に新城島の農民が集団移住し開拓された比較的新しい集落です。こうした集落の歴史の浅いこともあって、「御嶽」ではなく「神社」となっています。
大原神社は、竹富町離島振興総合センターの向かい側、営林署の裏手にあります。
なお、拝殿には「招き猫」の姿を見ることができます。(写真中央に3つの「招き猫」が置かれているのが分かるかと思います。)
おお 大原診療所
2002年に新築された、診療所としては比較的新しい建物で、大原集落の中にあります。
西表東部地区の豊原・大原・大富・古見・美原・高那の各集落が診療圏となっています。
おお 大原駐在所
西表島東部地区の玄関口、大原港から県道(215号白浜南風見線)への坂道を上る途中右手にある駐在所です。
パトカーもあります。
こみ 古見の
サキシマスオウノキ群落


古見御獄

由布島入口の美原と大原の中間の位置、前良橋の大原寄りのそばにあります。
サキシマスオウノキは、熱帯から亜熱帯の地域に広く分布している樹木で、マングローブ林と陸地の境界や湿地に生えています。根元が平たく突き出た板根(ばんこん)が特徴的で、ここでは胸高直径約40〜100cm、樹高10〜15mになるサキシマスオウノキの群生を見ることができます。(国の天然記念物) 昔、海人はこの根を使い、サバニ(沖縄の伝統的な船)の櫂(かじ)の材料やマナイタに利用したと言われています。御嶽の敷地内にありますので、手を合わせてから見学するとともに、静かに過ごすよう注意してください。
さい 最南端のバス停*
豊原地区の玉盛スーパー近く、豊原公民館前にある木造バス停です。「豊原」と表示した上部に「日本最南端のバス停」と記されています。
東部の豊原から西部の白浜までの間は路線バスが運行されています。バスは1日4往復運行されています。
ここは風光明媚な場所で、天気の良い日には、遠く南の水平線上に波照間島が見えます。
しい 後良(シイラー)川
 
古見集落にあり、河口からの眺めがとてもきれいなのが後良川です。道路沿いには川を望む東屋と古見を唄った石碑があります。ここからは美しいマングローブ林と古見岳を中心とした西表島の山々を眺めることが出来ます。
せい 製糖工場
 同 事務所
大原集落にある、西表唯一の製糖工場である西表糖業株式会社です。さとうきびは島の農業を支えている貴重な作物で、また、さとうきびを搾って砂糖をつくる製糖工場は島の数少ない製造業でもあります。
ススキの穂ような花が咲き始めると製糖工場が稼動する季節になります。概ね12月下旬から3月下旬頃までの稼動です。
たい タイムカプセル
竹富町制施行50周年を記念して、竹富町交流センター内にタイムカプセルが設置されています。
設置されたのは1998年、開封は町制施行75周年となる2023年7月2日の予定です。
たけ 竹富町交流センター
大原にある竹富町交流センターでは冠婚葬祭、西表島音楽祭などの様々なイベントが行われています。
たけ 竹富町離島振興総合センター

同前庭

ホバークラフトのプロペラ
竹富町離島振興総合センターは大原にあり、各種シンポジウム・会議の場などに活用されています。広い芝生の庭が印象的です。
センター内にはかつて離島間に就航していたホバークラフトのプロペラが保管されています。
とよ 豊原公園
豊原の「開拓の里」横に位置する総天然芝張りの公園です。向いには波照間島、新城島がよく見えます。
なか 仲間川
大原港からほど近く、全長約17.5km、西表島で2番目に大きく、河口付近から下流5kmあたりまでの両岸に広がる約300haのマングローブ林は日本最大級で、国の天然記念物にも指定されている川です。この川の流域は「仲間川天然保護区域」として国の天然記念物に指定されていて、上流では国指定天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群落や日本最大で樹齢400年と言われる大きなサキシマスオウノキを見ることができます。
通常、大原側の河畔にある「仲間川遊覧ボート」の乗り場から遊覧ボートで川を遡り、サキシマスオウノキのある所までを往復し、マングローブ林などを見学するのが一般的です。また、仲間大橋を渡ってすぐ左側(大富側)にある、「マリンレジャー金盛」のボートやカヌー乗り場を利用し、遊覧することもできます。
なか 仲間川展望台
展望台からの景色

西表島縦断路(大富林道)の麓の展望台で、大富集落から仲間川に沿うように山側に進み、舗装路の終着点(ここまでは、車でも辿り着ける)にこの展望台があります。展望台からは眼下に仲間川流域のマングローブ林が一望でき、その景色は一面、緑の絨毯という言葉が相応しく、雄大な西表の自然を目の当たりにすることができます。
因みに、大富林道はかつて西表島縦断道路として開発着手された道でしたが、特別天然記念物イリオモテヤマネコの発見を機に、その生息域の保護からこの工事が中断された経緯があります。なお、当時、道路にする予定だったルートは、現在、西表縦断トレイルとして残されていて、西表島の東西を縦断することが可能となっています。但し、縦断する際は入山許可が必要です。(単独縦断は不可)

大富遊歩道(林道)散策についてはこちらを参照ください。
なお手っ取り早くしかも楽に仲間川展望台に行きたいという方は、(株)西表島観光センター主催のマングローブ・エコトレック(ガイド付き)が4〜9月の間(指定日あり:¥4,500)開催されますので、これを利用すると良いでしょう。

なか 仲間橋
 親柱と河口方向
西表島で2番目に大きい仲間川にかかる橋で、橋の上から見る風景は西表島らしい雄大さを感じられ、格別なものがあります。欄干にはイリオモテヤマネコの像があります。
なか なかまりん
西表島東部の玄関口、大原にある仲間港旅客待合所が「なかまりん」です。
浮き桟橋も整備され随分と便利になりましたが、ターミナル周辺の東屋は昔のままです。
はえ 南風見田(ハイミタ:ハエミタ)の浜
浜への道
西表島の南海岸の、周遊道路の終点(舗装路の行き着いた所)にあるのが、「南風見田の浜」です。浜の入り口には車を3台程度駐車できるスペースがありますが、そこから浜までは少し距離があります。浜は、真っ白い砂浜が長く続くビーチ(2km以上)で、天気がよければ向かいに波照間島を見ることができます。
但し、トイレ、更衣室などの施設や飲物の自動販売機はありませんが、東屋は設置されています。大原港からは結構距離があり(歩くのは相当な気力が必要)、また、路線バスもここまでは運行されていないので、レンタカーやレンタサイクルorバイクで行くことをお勧めします。なお、この浜の東端の先に忘勿石があります。

ここはキャンパーや長期滞在者には人気の浜で、林の中にテントや小屋を建てて生活している超ロング滞在者もいるようです。
ばす バスターミナル
西表島交通(株)グループ各社の大原営業所です。
大原港(仲間港)から少し歩いたところに位置していますが、メインの道路に面しているのですぐに見つけることができます。
やまねこタクシー、いりおもてタクシーもここで利用することになります。また、西表島発の各種ツアーもここを起点にしています。
この建物の裏手(左側の道路奥)が、仲間川遊覧ボートの乗り場となっています。
へり ヘリポート

大原地区にある、緊急時における急患輸送用のヘリコプターが発着する為のヘリポートです。
西表島には診療所はありますが、大掛かりな医療設備が整っているわけではありません。緊急手術などが必要な場合はヘリコプターで石垣島の総合病院まで搬送することとなります。
住吉地区にも同様のヘリポートがあります。
まい 前良(マイラー)川
前良川展望台
古見集落を挟んで、前良川と後良(シイラー)川の2本の川が流れています。いずれも長さはあまりありませんが、川幅が狭くマングローブが密生しています。河口は干潮時に広大な干潟に変わります。エコツアー(カヌー・カヤック)がよく行われています。
まい  前良川・後良川の銅像
前良川(マイラー川)と記された上に立つ銅像は「カンムリワシ」、後良川(シイラー川)と記された上に立つ銅像は「人魚姫」です。
いずれも古見集落から美原に向かう道路途中の右手にあります。この2つの像は、恐らく旧橋の欄干にあったものを移設したものと思われます。
まな  マナの店の看板
  
天然酵母の焼きたて手作りパンと、さをり織体験の「マナの店」は、古見集落の外れ(美原に向かう途中右側)にあります。テレビの『自給自足生活』にも放送されたことがあります。
最近では、パンは木曜日の11時から夕方頃までの販売となっているようです。
ゆぶ 由布島入口
 水牛車

  
美原集落の東側に位置する周囲約2.15km、海抜1.5mの平坦な小さな島で、亜熱帯性の植物が生茂っています。由布島と西表島の間の海は約400m、遠浅で満潮時でも1mほどにしかなりません。(因みにこの干潟を「カタバル」と言います。) 観光用の移動手段である水牛車に乗って約10〜15分で辿り着き(水牛の気分次第)、短ければ30分、長くても1時間も滞在すれば島内散策は十分できます。水牛車ではおじぃ・おばぁが三線で沖縄の唄を聞かせてくれます。(因みに、水牛は、由布島の人々が対岸の西表島に水田を作って暮らしていた頃、農耕用に使われていたものだそうです。)
由布島自体は亜熱帯植物園・果樹園・動物園・蝶々園・貝の館という表現が適切で、西表島に属する離島と言うよりもあまりにも観光地化されたイメージが強いかと思います。園内にはレストランやパーラー、売店もあり、のんびりとくつろぐこともできます。
入園券は西表島の駐車場の中にある、『旅人の駅 由布島』で販売されています。
由布島は、その昔は多くの人も住んで小中学校もあったそうですが、台風の大きな被害を受けたことにより多くの家族は西表島に移り住みました。そして島に残った1家族だけで現在のような植物園・果樹園を作り上げたとのことです。
【電話】0980-85-5470 【定休日】無休(台風時を除く) 【営業時間】9:00〜17:00
【往復水牛車・入園料】大人1400円/子供700円
【徒歩・入園料】大人600円/子供300円
【HP】由布島のホームページ
わす 忘勿石(ワスレナイシ)の碑*


忘勿石

70年もの歳月が経過しましたが、今でも刻まれた文字をはっきりと認識することができます。
忘勿石へは、南風見田の浜に行く途中の坂を下り、右折する所(三叉路)に案内板が立てられていますので、ここからアクセスするのが最も便利です。この三叉路を左にしばらく行き、海岸に降りて浜を左側(東側)に行き、更に岩場を乗り超えた所にあります。南風見田の浜の東端の更に東に位置します。
この忘勿石周辺は、第2次世界大戦の末期に、波照間島の全島民が南風見田の浜に集団疎開させられた後、多くの島民(住民461名、内66人は幼児子供)がマラリアにかかり、命を落とした場所です。
強制疎開の理由はアメリカ軍の襲撃を避けるためですが、実際には軍の食料確保の為に島民の家畜や穀物を奪う為でした。この惨事をいたみ、波照間国民学校校長の識名信升氏が戦争当時の悲惨さと無念さを忘れないよう、南風見田の浜の石に「コノ石忘レルナカレ」と刻みました。
そして、忘勿石の手前には、戦争の悲劇を忘れないよう後世に伝える意味で「忘勿石の碑」が建てられています。

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2.西部地区

名前 内容
いり 西表トンネル
県道白浜〜南風見線の美田良〜白浜間のバイパスとして、1993年に開通した全長675mの西表島唯一のトンネルです。
うえ 上原港
 
西表島西部の玄関口です。今では船舶会社3社ともこの港を利用しています。
うた 宇多良炭鉱跡*

かつて、西表島・西部地区には良質の石炭を産出するいくつかの炭鉱がありましたが、その代表的なのが、浦内川河口の遊覧ボート乗場近くの支流、宇多良川の上流にある宇多良炭鉱(正式名称は丸三炭鉱宇多良鉱業所)です。この炭鉱は明治の初めから第二次世界大戦後まで、約60年の歴史を持つ西表島最大の規模を誇る炭鉱でした。
宇多良には映画館や演芸場までありましたが、その労働条件は過酷そのものだったようです。「よい働き口がある」という甘言などによって、本土や台湾、朝鮮等から集められた坑夫たちは、タコ部屋に詰め込まれて厳しい炭鉱の仕事に従事させられ、多くの坑夫マラリアで病死しました。そして病死した坑夫は川沿いの適当なところに葬られたそうです。
この宇多良炭鉱跡は、浦内橋より浦内川遊覧ボート乗場に行く道を1km進んだ所にあります。今では木道も設置され、観光スポットとしてよく整備されています。
一帯には当時の施設が今も残されていて、中でもレンガ造りのトロッコレールの橋脚がガジュマルに覆われているのには目を見張るものがあります。2007年には経済産業省が所管する「近代産業遺跡群」として、この鉱業所の遺構が認定されました。
西表島と言うと、すぐに美しくて雄大な自然が連想されますが、終戦直後までのこうした炭鉱、マラリアといった別の一面の西表を知るということも大切かと思います。
うー 太平井戸(ウーヒラカー) 租納の集落が上村にあった当時、飲料水として使われていた井戸です。 竹富町の有形民族文化財に指定されています。
長い間、村の人々の生活を支えてきたことから、水恩に感謝し神聖なものとされるようになりました。今では節祭でこの井戸を清め、水恩感謝の儀式が行われています。
うち 内離島
白浜港の対岸に見える無人島が、内離島です。かつてここには西表炭鉱があり、明治から戦中まで炭鉱の採炭が行われ、最盛期には1000人近くの人が住んでいたそうです。
内離島の北側に位置する外離島からは約200mほど離れていますが、以前は、干潮時には砂州ができ外離島まで歩いて渡れたそうです。
うら 浦内川

浦内川は約18km、11本の支流を含めると全長約39kmと沖縄県最長の川。流域は亜熱帯の動植物の宝庫です。浦内橋河畔(右岸)からは遊覧船が出ていますが、ここは上流にあるマリュドゥ・カンピレー・マヤグスクの滝などへのトレッキング(ジャングルツアー)の基点となっています。この遊覧船では、浦内川の両岸に広がるマングローブ林・サキシマスオウの木や雄大な景色を眺めながら遡ることが出来ますが、東部の仲間川遊覧とは異なった印象を持つことができます。(カヌー遊びもできます。)
なお、近くには、宇多良炭坑跡や今では廃村となった旧稲葉部落があります。
うら 浦内川観光
(遊覧船運行会社)


遊覧船で浦内川を遡り、軍艦岩からフリーでレッキングをし、マリュドゥの滝とカンピレーの滝を見に行くのに利用します。 所要時間は2〜3時間程度(片道40分〜1時間)。 なお、軍艦岩より先のトレッキングは遊歩道も整備されているのでスニーカー程度で問題はありません。(雨天時は注意) 船の便数は多く、定刻以外でも4人以上集まれば出港してくれます。 (ジャングルクルーズのみもOK)
【電話】0980-85-6154
【時間】9:00/9:30/10:30/11:30/12:00/12:30/14:00/15:30
その他、お客様が4名以上集まり次第、随時出発(予約不要)、出発時間の10分前に集合。
【所要時間】約1時間+トレッキング 
【料金】大人1800円/子供900円
【HP】浦内川観光のホームページ
おお 大竹祖納堂儀佐屋敷跡

ここは、中国大陸から鉄を持ち込み、鍛冶を始めた大竹祖納堂儀佐(おおたけそのどうぎさ)の屋敷跡です。
祖納集落の中心から、旧道を上った山の手(旧集落内)にあります。
おお 大見謝ロードパーク*
海の見える展望台
西表温泉のあった高那地区と船浦港とのほぼ中間に位置し、そばには駐車場も整備されています。
一般に、西表島の川は幅が広く流れは緩やかで、川岸にはマングローブが生い茂っていることが多いのですが、大見謝川は河口まで渓流が続き、海に水が直接流れ落ちる珍しい川です。
(川床が砂岩層でできていて、川の最先端部が海面よりも高い位置にあります。)昔はこの大見謝川と鳩間島とはとても密接な関係にあり、干ばつで鳩間島の井戸水が枯れる度に、鳩間島の人々はサバニを走らせこの大見謝川河口に横付けしたまま、飲料水確保を行っていたそうです。
駐車場の西側には東シナ海を一望できる展望台や、大見謝川へ下る木造で作られた散策路があり、マングローブ林の中に住むカニや海の生き物を見ることが出来きます。展望台からは鳩間島などを見ることができます。
かい 海中道路
上空からの眺め
船浦港の東側に位置し、干潟の中を横切る道路です。
橋の東側には、カンムリワシとイリオモテヤマネコの像があり、ここからはピナイサーラの滝を正面に臨むことができます。
かん カンピレーの滝*
浦内川の上流に位置し、マリゥドゥの滝からさらに上流側に5分ほど行った所に、「カンピレーの滝」があります。
約200mにわたって小さな滝が何段も続き、なだらかな斜面の岩肌を水が流れ落ちています。
マリゥドゥの滝と比較すると水の流れはゆるやかですが、約20mの落差を有する滝で、幅もかなり広いです。
カン=「神」、ピレー=「座る」、という意味で、昔、
西表島の15ケ所の神々が集い、シマづくりの話し合いをした聖地で、西表島の中でも第一級の聖地として大切にされています。周辺の岩場には、「ポットホール」と呼ばれる丸い形の穴がいくつもあります。カンピレーの滝も場所によっては滑りやすく、注意が必要です。なお、マリゥドゥの滝とカンピレーの滝を巡るには、凡そ3時間程度を見込んでおくのがよいでしょう。
ぐん 軍艦岩(浦内川)
滝巡りおよび西表島横断の陸路での基点。浦内川観光の船着場から上流側に約8km遡った位置にあります。(写真右側奥の岩が軍艦岩です。)
浦内川観光の遊覧船はここより先には行きません。
しご 子午線モニュメント
子午線ふれあい館
祖納集落の道路際(白浜方向に向かって左側)にあります。ここを東経123度45分6.789秒の子午線が通っていることから、その文字を刻んだモニュメントが立てられています。 この祖納のモニュメントからは、毎夜19・20・21・22時から30分間、子午線を示すレーザー光線が夜空に放たれています。
また、子午線ふれあい館は、子午線モニュメントの奥側に設置された資料館です。
火祝日休、開館は13:00〜17:00、入場無料。WCあり。
しご 子午線モニュメント

1998(平成10)年、白浜集落の道路際(白浜小中学校前の海側:護岸沿い)に設置された子午線モニュメントです。
1997(平成9)年、国土地理院沖縄支所の調査で、ここに東経123度45分6.789秒の子午線が通っていることが分かりました。この子午線は祖納の同モニュメントから南下してここ白浜を通過しています。
このモニュメントのそばには水準点も設置されています。
しら 白浜駐在所
西表島西部地区の西端に位置する白浜集落にある駐在所です。西表トンネルを出た右手側、白浜港のすぐ近くにあります。
パトカーもあります。
しら 白浜小中学校
西表島の西部、白浜集落にある白浜小中学校は、集落の南端にあります。
学校敷地の目の前は、美しい奥西表の海です。
昭和12(1937)年に開校しました。
しん 新盛家住宅
 
祖納集落の主要通りに面した高台にあり、約140年前に建てられた現存する沖縄最古の木造茅葺き民家で、1994(平成6)年に県指定の有形文化財に指定されています。建物はフクギやイヌマキ・ヒルギなど西表産の木材を用いて建てられています。また、釘や金具を使用しない、くさびで締めた貫木屋(ヌキジャー)と呼ばれる特徴のある造りとなっています。敷地には、防風林としてフクギの大木が植えられており、テーブルサンゴを積んだ石垣に趣があります。
周辺道路は狭く、また駐車場がないため、車で行く場合は少し離れた海沿いに車を停めることをお勧めします。見学無料。
すみ 住吉神社

住吉集落は、1948年に宮古島からの移住者により開拓・形成された比較的新しい集落です。もとは西表島から木材を切り出して宮古島の復興に当てる計画により、移住が開始されたそうです。1950年に「住吉集落」と命名されました。
こうした集落の歴史の浅いこともあり、「御嶽」ではなく「神社」となっていますが、拝殿は「御嶽」様式となっています。
せき 石炭

西表島ではかつて良質の石炭が産出し、内離島や浦内川流域、船浮などに大規模な炭坑がありました。しかし、現在ではすべて廃坑となっています。今でも所々に石炭を見ることができます。
ちょ 長寿坂
この坂は祖納集落の西側にあり、坂の横には碑も建てられています。
花城マナシという方の九十七歳の長寿を記念したもののようです。
つき 月ヶ浜
(トゥドゥマリの浜/ムーンビーチ)



昔は、真白い砂がとてもキメ細かく、不純物も少ないため、踏むと音の出る「泣き砂」の浜としても知られ、またウミガメの産卵地としても有名でしたが、リゾートホテル建設後、状況は大きく異なってしまい、今ではホテルのプライベートビーチといっても過言ではありません。ビーチ自体は弓なりに美しい弧を描いた三日月状の形をしていて、ムーンビーチとも呼ばれます。また、地元では「トゥドゥマリの浜」と呼ばれています。波が穏やかで、海水浴にも適していて、また水平線に沈む夕日の美しい浜です。
でん デンサー食堂
西表島の西部地区の玄関口・上原港のすぐ目の前、県道215号線(周回道路)沿いにある食堂です。鳩間島へ渡る際の郵便船を扱っている食堂として、また八重山そばが食べられる地元の食堂として有名です。
でん デンサーターミナル
西表島の西部地区の玄関口、上原港にある新しいターミナルが「デンサーターミナル」です。
ここではフェリーのチケットが販売されていますが、お土産は置いてありません。
トレイは完備されています。
でん デンサ之碑
有名な民謡の「デンサー節」の歌詞が記された碑で、上原集落内のカンピラ荘横にあります。この「デンサ之碑」広場では、毎年秋に「デンサー節大会」が行われています。
とう 唐変木
月ヶ浜ビーチへ続く道を入ると、右手にある赤瓦屋根の店です。ランチタイムには、カニ汁やイカのすみ汁が、11月中旬〜3月頃までは季節限定の猪料理など、地元の素材を使った沖縄家庭料理が味わえます。
なか 中野ビーチ
浜への入口がやや分かりづらいビーチですが、とても美しいビーチです。向いに鳩間島が良く見えます。
にっ ニッパヤシ群落

ニッパヤシは、インド、マレーシア、ミクロネシアなど熱帯に分布域をもつ種で、台湾を通り越して西表島船浦と内離島にだけ見られます。西表島のニッパヤシ群落は船浦湾奥のヤシミナト川のマングローブ林内にあります。ニッパヤシは、無茎のヤシで葉は根生し、長さ10mにも発達しそれが水中から突出した景観となっています。
なお、この群落は世界における分布の北限地となっていて、植物生態分布地理学上貴重な群落とされています。

ばら バラス島
バラス島は、西表島の北方、上原集落と鳩間島との間にあるサンゴの欠片でできた島です。
「バラス」とは沖縄の言葉ではなく内地の言葉で(本来はバラスト:重しの意味)、工事現場などで使う砂利とか土砂などを意味する言葉です。バラス島は台風や季節風などで都度形が変化し、1998年までは二つの小島に分かれていましたが、その後は冬の季節風などによって島が一つになりました。バラス島の周辺はエダサンゴがよく発達し透明度もよく、魚も多いのでシュノーケリングの良いポイントとなっています。
サンゴの破片が集まって出来たバラス島は、世界では2カ所しかないそうで、1つはここ西表で、もう1つは南半球のグレートバリアリーフにあるそうです。
ぴさ ピサダ道*

祖納地区にある下村から上村へと向かう砂岩敷きの石段道です。
今から約500年前の西表島の英雄、慶来慶田城用緒が屋敷を構えたと伝えられる町指定史跡「慶来慶田城翁屋敷跡」と、町指定有形民俗文化財「大平井戸(ウヒラカー)」を結ぶ石畳が敷かれた古道がピサダ道です。 「ピサダ」とは、大平井戸のある周辺にあった水田の名称に由来するものです。

ピサダ道は戦前、西祖納の台地に築かれた日本軍の砲台陣地へ大砲を引き上げるため、段差をなくして平坦な石敷きに替えられたそうです。
ひど 日時計
白浜小中学校校門前の広場の、東経123度45分6.789秒の子午線が通っている場所には、日時計のモニュメントが設置されています。
(写真の奥が白浜小中学校で、ここで島の道路は行き止まりとなります。)
ぴな ピナイサーラの滝
 
沖縄県最大の落差約55mを誇る滝。船浦湾に注ぐヒナイ川にあり、上原航路の船上や、船浦湾を横切る海中道路から、ジャングルの中にくっきりと白い筋をなしている状況がよく見えます。ピナイ=「ひげ」、サーラ=「下がったもの」、という意味で、老人の白いヒゲが垂れ下がっているように見えることからこの名がつけられたようです。
また、ここは、「白いひげを生やした水の神が座する」といわれる聖地でもあります。現在、滝には動力船では行けない(水深が浅すぎる)ため、各ショップのカヌーツアーかトレッキングツアーで行くこととなりますが、滝壺で泳いだり、滝の上からは鳩間島やバラス島などの絶景が一望できることから、エコツアーの中でも特に人気の高いスポットとなっています。
(ピナイサーラは、ヒナイサーラとかヒナイ滝と呼ばれることもあります。)
ひな ヒナイビーチ
遠くに鳩間島とバラスが見える、満潮時には防波堤だけになり砂浜が無くなるビーチ。周辺には宿泊施設や商店が隣接しています。
ぷざ ブザシの浜 (ブダシの浜)

西表島・祖納地区にある美しい浜です。長寿坂を登り、右に曲がり北側に向かった所にあります。行き止まりの道にはちょっとした駐車場もあります。駐車場からは小路を下って浜に辿りつきます。
ふな 船浦港

上原港と並んで、西表島西部の玄関口。かつては、安栄観光が西部の拠点港として使用していましたが、現在は、いずれの船会社とも利用港を上原港に統一しているため、船浦港は使われなくなりました。港前の坂を登ると、民宿や商店・食堂などがあります。
へり ヘリポート
住吉地区にある、緊急時における急患輸送用のヘリコプターが発着する為のヘリポートです。
西表島には診療所はありますが、大掛かりな医療設備が整っているわけではありません。緊急手術などが必要な場合はヘリコプターで石垣島の総合病院まで搬送することとなります。
大原地区にも同様のヘリポートがあります。
ほし 星砂の浜
 
島の北端にあり、観光客は必ずと言っていいほど立寄る所です。階段から浜に降りると、その名の通り、手にするものの大部分が「星砂」です。星砂は有孔虫(原生動物)の骨格が浜に堆積したものです。竹富島のカイジ浜も「星砂の浜」と呼ばれていますが、ここはそれよりも遥かに含有率が高いです。しかし、40年以上前の頃と比較すると、含有率も量も相当に減りました。やはり観光客が増え、浜に足を入れる人数が増えたことが一因でしょうか。
ここには遠浅の所もありますが岩場(タイドプール的な場所)もあり、波が穏やかでシュノーケリングや海水浴には最適な場所と言えます。また、干潮時には向かいの小島に歩いて行くこともできます。
周辺には、宿泊施設やレストラン、おみやげ屋、キャンプ場があります。有料シャワー・トイレ・自販機も設置されています。
ほし 干立天然保護区域
西表島でも特に原始の姿を留めている所であり、国の天然記念物にも指定されています。ここには、琉球列島の中でも八重山諸島にだけ自生するヤエヤマヤシの自生地があります。かつて、ヤエヤマヤシは、若芽は食用に、葉や茎は建築用に利用されていました。
まり マリゥドゥの滝*
浦内川の遊覧船に乗って上流の船着場(軍艦岩)から山道を歩いて約40分ほどの所にある、「日本の滝100選」にも選ばれている落差16m・幅20mの滝です。滝壺は直径が約130mもあります。
マリゥ=「円い」、ドゥ=「淀み」、という意味で、大量の水が円弧を描いて3段階に滝壺に落ちていく様からその名がつけられたそうです。
滝周辺の岩場はすべりやすい所があるので注意してください。足を滑らせ滝壺に落ち大怪我をした人もいます。(事故が相次いだため、現在では立入禁止となり、滝の側に行くことはできなくなっています。) サンダルやヒールは避けるのが無難です。

滝の下流側・正面には展望台(東屋)が設置されていますので、ここから眺めるのをお勧めします。
まる まるま盆山
「まるま盆山(ぼんさん)」は、祖納の前泊浜の沖合にある、島を代表する民謡「まるま盆山節」で有名な小島です。
丸い盆のような美しい形をしていることからその名が付いています。
古くから聖域として信仰され、祖納集落最大の祭り「節祭」は、この前の浜で行われます。祭りの爬龍船競漕(ハーリー)は、まるま盆山を一周して勝負を競います。
昔、海賊が闇にまぎれて小舟で祖納集落を目指したものの、島の近くの岩礁に乗り上げて転覆し、海賊は命からがら逃げ帰ったという伝説があります。

島には木々が生い茂り、海鳥がたくさんいます。
よな ヨナラ水道
西表島と小浜島の間にある狭い海峡で、マンタの通り道になっていることからマンタウェイとも呼ばれています。
写真の向かいが小浜島で、小高い山は大岳(ウフダキ)です。
りゅ 琉球大学
熱帯生物圏研究センター
 西表研究施設
国立大学法人である琉球大学の熱帯生物圏研究センター・西表研究施設は、熱帯・亜熱帯の生物多様性や生物と環境の相互利用に関する研究を幅広く推進する拠点となっています。
上原港から東部集落方向に向かい、最初のT字路を船浦中学校方向(左側)に曲がらず、真直ぐに進んだ所にあります。
1994年に全国共同利用施設となり、国内外の研究者に広く利用されています。なお、この研究施設の前身は、琉球大学・農学部附属・熱帯農学研究施設でした。
 

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