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名前 |
内容 |
いだ |
イダの浜
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イダの浜は円弧を描いた白砂の美しい浜です。船浮集落の裏手から山を越え徒歩10分ほどの所に位置しています。ここに行く山道は未舗装ですが、よく整備されていてとても歩きやすい道になっています。船浮集落を訪れると、是非とも訪れてもらいたい浜です。浜にはトイレ、シャワーはなく、自動販売機もありません。
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いり |
西表館
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西表の歴史や文化、自然について学ぶ私設の研究資料館。元教員で船浮公民館長だった方が、自宅を新築した時に約60uの建物を研究資料室として提供されています。船浮で「西表館」?という疑問が湧くかもしれませんが、館長は、みんな陸の孤島とか言うけどここも西表ですよという考えで「西表館」と名付けられたそうです。
ここでは、西表炭坑や軍港だった船浮の歴史を解説したパネル、年表、立体地図などのほか、動物の写真や標本、写真パネル等を展示しています。強制移民の歴史や、西表炭坑で行われた非道、軍隊の残虐行為などについても触れられています。大人300円。小学生無料。 |
いり |
イリオモテヤマネコ
発見捕獲の地 |
国の特別天然記念物、イリオモテヤマネコを最初に捕獲したことを示した記念碑。1974年3月17日午前3:00頃に、この碑の建てられている民家内(船浮海運のオーナー池田さん方)のニワトリを襲っていたイリオモテヤマネコを、ニワトリ小屋へ追い込み捕獲したそうです。 |
うい |
上の川(ウイヌカー)
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集落からイダの浜に向う山道沿い(左手)にあり、岩間から清水が湧き出ています。古くから船浮地区の水瓶となって、村人の生命を守り、農業用水、洗濯のすすぎ場として利用されてきました。(右下の丸い水溜めがすすぎ場です。)
また明治の炭鉱時代には多くの坑夫たちが療養のため、ここを訪れたとも言われます。 現在は船浮湾に注ぐフカイ川を水源池とし、船浮簡易水道事業により集落で使用する水が確保・供給されています。 |
かま |
カマドマのクバデサの碑*
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カマドマのクバデサ
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船浮港すぐ近くのカマドマ広場にある古木(クバデサ:モモタマナ)です。幹周りは3.2m、樹高は約8m。
カマドマはこの碑の横に立つクバデサの木陰で、膝が痛むまで今か今かと殿様を待ち続けたといわれています。西表の代表的な民謡「殿様節」で歌われているゆかりの木です。ただ、民謡に歌われたクバデサは台風で倒れたため、現在の木は2代目です。
すぐ傍にカマドマの碑があります。クバデサの根元には香炉も置かれています。1972(昭和47)年に竹富町の天然記念物に指定されました。
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かま |
カマドマの碑
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船浮港と小中学校の中程にあるカマドマ広場には、船浮村の絶世の美女カマドマと、祖納から通う殿様(役人)の恋愛について記された碑があります。 |
きゅ |
旧日本海軍壕入口*
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同壕内
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正式には船浮要塞海軍特攻艇基地跡と呼ぶそうです。
琉球真珠(株)の南側に残るトンネル壕で、山を約80m貫通して掘削されています。砂岩の素掘り壕は、中央でH型に連結されています。貫通した向い側のがけ面にも特攻艇格納庫、発電所、弾薬庫等のコンクリート壁面の頑丈な壕跡が残っています。一帯は船浮要塞として多くの軍事施設が設けられ、要塞司令部は内離島に置かれていました。
旧日本軍が掘ったもので、落盤の恐れのある際は立入り禁止となります。 |
くろ |
黒真珠養殖場
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琉球真珠(株)がクロチョウガイを繁殖して黒真珠を生産している養殖場です。 |
とっ |
特攻艇格納庫跡
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旧日本海軍壕の先(右手側)に特攻艇格納庫跡があります。 |
にゅ |
ニューふなうき丸
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船浮海運の定期船で、白浜と船浮とを結んでいます。新造船でとても快適です。
3月から11月までの間は1日5往復しています。
乗船時間は10分ちょっとで、運賃は大人片道510円、往復950円です。チケットは船内で買います。 |
ふな |
船浮御嶽
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船浮集落の北、船浮小中学校の北側に位置する御嶽です。船浮集落の豊年祭や節祭などの行事が執り行なわれます。 |
ふな |
船浮小中学校
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児童4名、生徒2名の計6名(2015年度)の小中学校です。緑豊かな自然に恵まれた環境のもとで子供たちは学んでいます。 |
ふな |
船浮待合所
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「ふねっちゃーぬ家」の前に建てられている待合所です。浮桟橋とは少し離れた所に建てられています。 |
ふな |
船浮湾
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船浮湾の周りは陸地や島に囲まれているため、外洋から高い波が入ってくることもなく、台風の時でも波静かです。このため、船浮湾は「船浮国際避難港」として指定されていて、台風時になると、数多くの貨物船等が湾内で待機し、台風が去るのを待ちます。 |
ふね |
フネッチャーヌカーラ
(船浮共同井戸)
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船浮初の共同井戸です。 海に近いため塩分濃度が高く、飲料水にはあまり適さず、使い水として利用されたそうです。 |
ふね |
ふねっちゃーぬ家
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船浮港の前に茶色い屋根の建物の「ふねっちゃーぬ家」というお店(食堂)があります。ここはレストラン並びに土産物屋、観光案内所になっていて周辺散策のためのパンフなどを入手することもできます。但し、レストランは、基本的には平田観光の団体ツアー客対象に準備をしているため、シーズンによってはこのツアー客用にしか食事の用意がされていない場合もあり、急な申し込みは受け付けてもらえず、結果的に何も食べられないこともあるので注意してください。なお、個人客として、喫茶や休憩所としての利用は可能です。
営業時間10:00−17:00 (レストランは10:00−15:00)
TEL: 0980-85-6486 |
やえ |
ヤエヤマハマゴウ群生地
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ヤエヤマハマゴウの花
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沖縄県の天然記念物に指定されているヤエヤマハマゴウの自生地です。単葉のハマゴウ、3枚葉のミツバハマゴウと異なり、5枚葉が特徴です。2011年7月の訪問時はちょうど紫色の花が咲き始めていました。 |