下り井戸の説明碑
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竹富町指定史跡 下り井戸
昭和47年8月3日指定
この井戸は、鳩間島の集落の東側に位置することから「東の井戸(アンヌカー)」とも呼ばれています。石灰岩の
自然洞穴になっていて、20mほど斜めに下ったところに地下水が湧き出ています。昔の島人にとって
は唯一の飲料水用の水源であったといわれており、戦前までは水を汲むためにバケツを持った人たち
が列を作っていました。
Taketomi Town Designated Historic Site
Urika (descending well)
Date of designation : August 30.1972
This well is also known as Annuka (eastern well) because of its location on the eastern side of a village on Hatoma island.
It is a natural limestone cave with water gushing from a spot about 20 meters into the cave.
It is said that in the old days, this well was the only sourse of drinking water for the island's inhabitants.
Before World War U,many people used to wait in line at this well with buckets
to draw water. |
下り井戸(アンヌカー)の標柱
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記念物指定碑 (右側の碑柱)
記念物 下り井戸
指定 昭和四七年八月三〇日
下り井戸(アンヌカー)の碑 (左側の碑柱)
自然の洞窟の傾斜地を下った
所に泉がある 昔島人にとって唯一の
飲料水だったという |
説明碑・標柱の配置
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上述の説明碑・標柱はこのような配置となっています。下り井戸(アンヌカー)はこれらの背後を下ったところにあります。 |
下り井戸(アンヌカー)
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現在、鳩間島の飲料水は西表島からの海底送水により賄われていますが、その昔は天水(雨水)と島内にある井戸に頼っていました。このアンヌカーはその井戸のうちの一つです。 |