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名前 |
内容 |
いし |
石長田海岸
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アカヤ崎(左側の写真の左先端部)から南に広がる海岸。マングローブが生茂り、貝やガザミなども生息しています。 |
いり |
西大岳
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西大岳は大岳のすぐ西に位置する小山です。大岳とは違った景色が綺麗です。
大岳よりも登りやすく、夕日を眺めるにはベストロケーションかと思います。 |
うふ |
大岳(ウフダキ)*
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大岳遠望
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海抜99mの小浜島で最高峰の小山です。天気がよければ頂上にある展望台から、北東に無人島である嘉弥真島、東に石垣島・竹富島、南に黒島、南西に新城島・波照間島、西に西表島、北西に鳩間島と、周辺の島々を全て見渡すことができる絶景スポットでもあります。このため八重山の「へそ」とも呼ばれています。観光客の大半が訪れる観光名所であり、「小浜節」や「小浜口説」の民謡にも歌われています。 また、眼下にはさとうきび畑や牧草地が広がり、小浜島らしい風景が眺められます。なお、伝説によれば、この山はもともと竹富島にあったものを、神が小浜島に移したと言い伝えられているそうです。階段が少し急で辛いかもしれませんが、登る価値はあります。階段の入口は、大岳の南東側と記憶しておけば間違えにくいでしょう。
大岳は、1972(昭和47)年に竹富町の名勝に指定されています。 |
うみ |
海人公園*
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ちゅらさん展望台の南西側に位置する細崎漁港のとなりにある公園で漁港関連事業で2000年度に完成しました。大きなマンタの屋根のある2階建ての展望台と芝生のグランドが印象的です。展望台から見る向かいの西表島との間の海峡は、マンタの通り道として知られるヨナラ水道です。展望台以外には滑り台・屋根付きベンチ・波の形をしたトイレがある程度で、あとはただ広い芝生の公園のみです。特に何もすることがない人にはかなりお勧めなポイントです。
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おや |
オヤケアカハチの森*
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集落の南西側(テンナ地区)に位置し、オヤケアカハチが波照間島から石垣島に渡る際に立ち寄ったと伝えられています。このことから付近一帯の土地改良整備事業からも外されました。 名の由来は、森の最上部に露出する巨岩に、琉球王府に反抗したオヤケアカハチの大きな足跡が残っていたことによるものだそうですが、最近は風雨による浸食が著しく、足跡判別は難しくなっているようです。 |
かず |
和也の木
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2001年NHK連続ドラマ「ちゅらさん」(シリーズ)中で主人公同士が結婚を誓い合った場所(木)です。(写真中央部やや左側に立つ木) 「和也の木」は私有地にあるため入れないので、ちゅらさん展望台から眺める(見下ろす)こととなります。(これも現在は「ちゅらさん展望台」が立入禁止のためできませんが・・・)
牧草地の中で、元々木がない場所に植えた木であるため根付かず、ドラマの後は枯れてしまったそうです。その後は、ロケのたびに植え替えていたそうです。
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かと |
カトレ展望台
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同展望台からの眺め
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2013年の秋に完成した展望台で、石長田海岸のマングローブや向いの西表島が一望できます。
また、夕暮れ時には、西表島に沈む美しい夕日も見ることもできます。
展望台までの道路や、広い駐車場も整備されています。 |
かぶ |
嘉保根御嶽(カブニワン)*
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小浜島のほぼ中央部、集落の最も近くにある御嶽です。かつて東海岸近くにあったとされ、のちに現在地に移転したと伝えられています。「東山(アーリヤマ)」とも呼ばれます。王府上納品を運ぶ兄の航海安全を妹が祈り、その願いがかなったことで御嶽を建立したそうです。竜宮の神を祀っており、御嶽では島の主要神事が行われます。拝殿には、同島出身で戦後八重山群島知事となった吉野高善氏が奉納した額も掲げられています。 |
かや |
カヤマ島
(嘉弥真島・加屋真島)
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大岳展望台からの展望
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小浜島の北(約2km)に浮かぶ周囲2.5kmの小さな無人島(石垣島の「ホテルミヤヒラ」所有)で、小浜港から船で10分ほどの所に位置します。 夏の間はリゾートアイランドカヤマがオープンし、周囲の美しい珊瑚礁ではシュノーケリングなどのマリンスポーツやキャンプなどが楽しめます。現在では石垣島や小浜島から日帰りツアーの船が出ていて、また設備の整ったレストハウスもあります。
アダンとカヤに覆われた島ですが、かつては人が住んでいて、その時飼っていたウサギが野生化し、現在でもかなりの数のウサギが生息しています。 |
かん |
カンドゥラ石
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「豊作感謝」と「五穀豊穣」を願う島最大の祭り「結願祭」を行う、嘉保根(カブニ:カホネ)御嶽の鳥居の脇に置かれている大小2つの石のことで、かつて雷鳴とともに空から落ちてきて、大雨を降らせたと伝えられています。因みにカンドゥラとは雷のことです。
その後この石は、雨乞いをする時に用いられるようになり、言い伝えによると、重さ60kgと30kgの二つの石を、大岳の上に運び上げ転がして落とし、その音で雷を呼び起こして雨が降るように祈ったそうです。なおこの石は、隕石という説もあるそうです。
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きゅ |
旧海軍洞穴
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トゥマールビーチの南東側にある、旧海軍の特攻艇である震洋の格納壕とされる洞穴です。
竜宮神社のすぐ近くに位置していて、港からは海岸線を歩いて30分かかります。
危ないので、中には入らないほうがいいかと思います。 |
くば |
細崎(クバザキ)
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小浜島最西端の場所。石組みの岬があり、正面はマンタウェイで有名なヨナラ水道です(最近は、石垣島の石崎の方がマンタウェイとしては有名になったようですが)。特に何があるわけでもなく、静かに時間を過ごす場所としてはよいかと思います。
正面に西表島を望み、西表島に日が沈むのを見ることができます。
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くば |
細崎漁港
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島の西端にあり、向かいには西表島が見えます。NHKの朝の連続ドラマ「ちゅらさん」で、「えりぃ」が「結婚しようね~!」と「文也」君を呼びながら走った防波堤があります。「ちゅらさん」の中では、ここが小浜の港に設定され、出会いや別れの場面が撮影されました。 |
くば |
細崎公民館
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小浜島の西端にある公民館です。
すぐ近くに、この公民館が運営する「くばざきの港家」という食堂が2015年1月にオープンしました。
漁業者の所得向上と地域の雇用確保を目的に設立され、地元漁師が水揚げした鮮魚を楽しむことができる食堂です。 |
くば |
細崎灯台
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細崎の海人公園から北側(海と反対側)を見上げると小さな灯台が見つかります。
なお、この灯台は、小浜集落と細崎を結ぶ道路側からその存在に気づくのは、なかなか難しいと思います。 |
こは |
民宿こはぐら荘
(ちゅらさん古波蔵家)
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大盛家住宅です。2006(平成18)年に主屋、ヒンプン、井戸の3点が文化財(登録有形文化財)に登録されました。主屋は大正4年建築、伝統的な瓦ぶき木造平屋造りで、建築面積114m2、所有者は大盛武氏元竹富町長です。
NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」(シリーズ)の舞台・ロケ地(ヒロイン・古波蔵恵里の生家:「こはぐら荘」)とされ名所となりました。集落のメインの通りから一本入った所、「うふだき荘」の2・3軒隣の角にあります。今は誰も住んでおられないようですが、そもそも個人の住居であるため、迷惑にならないよう十分に注意しましょう。
いつ訪れても、手入れがよく行き届いています。
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こは |
小浜港(桟橋)
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立派な浮き桟橋ができ、乗り降りが楽になりました。屋内待合所もあるし、屋外の休憩所もあるので、船待ちの時間も結構のんびりと過ごせます。港の前にはレンタル自転車・レンタカー屋さんもあります。 |
こは |
小浜港(ターミナル) |
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別名「ちゅらさんばし 旅ぬかろい」というターミナルです。
「旅ぬかろい」とは、旅の無事・安全を祈る島の方言です。 |
こは |
小浜公民館
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公民館は、身近な学習施設として親しまれている公共施設です。
地域住民の教養の向上、健康の増進、生活文化の振興などの学習が行なわれています。 |
こは |
小浜島総合案内所
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小浜港ターミナルから1分もかからない所にあるレンタル屋さんです。
隣は「島のレンタル屋さん 結」です。
島は意外と坂が多いので、移動手段としては車かバイクがお勧めです。 |
こは |
小浜島ビーチリゾート
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島の北側の道路を通っていると、北側の海岸方向には何度も破綻を繰り返したホテル施設が目に映ります。景観的にはとても美しいのですが、破綻→買収→再オープンを繰り返してきたリゾートのようです。(最近は戸建住宅分譲もしているようです。) |
こは |
小浜小中学校
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ドラマ「ちゅらさん」で、エリーと文也が通った学校です。
小学校と中学校が併設されていて、校門には「小浜小学校」と「小浜中学校」という二つの表札が掛かっています。
小高い丘に位置しているため、珊瑚礁の広がる青い海が見渡せるとてもよい環境の学校と言えるでしょう。海の向かいには石垣島が見えます。塀に描かれた子供たちの絵もよい感じを醸し出しています。
勝手に校内に入ったりして迷惑をかけないようにしましょう。 |
こは |
小浜郵便局
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小浜集落の広い通りから離れた路地裏にある、島唯一の小さな郵便局ですが、ATMもちゃんと設置されています。 |
しち |
節さだめ石
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節さだめ石は、シュガーロードに向かう集落端にあります。
この節さだめ石の上面には、子、丑、寅…と方位を示す12個の小さな穴が開けられており、ここに竿を立てて星見をすることによって農作物の作付時期を判断していたようです。
いわば小浜島の人々にとっての、「農耕カレンダー」と言うものです。 |
しゅ |
シュガーロード
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小浜集落から東南のリゾート(はいむるぶし)方面に一直線に伸びる道路で、正式名称は「町道荒原線」です。総延長は1194mです。1987年に舗装改良工事が行なわれ、道の両側にさとうきび畑が続いていたことから、約30年前にリゾート関係者がシュガーロードと呼んだのが始まりのようです。ほぼ中間地点にある一本松(右側の写真参照:琉球松)はとても印象的で、また趣きがあります。ドラマ「ちゅらさん」の通学シーンの撮影に用いられた道で、「ちゅらさん」放映後に島の人々が驚くほど有名になりました。 |
しん |
診療所
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平成7年に現在地に移転しました。
島民の定期外来およびウォ-クイン外来を幅広く診療しています。 |
せい |
製糖工場
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製糖工場が稼動するのは、ほぼ12月下旬から3月の間です。
この時期にあたりを通ると甘い香りが立ち込めています。
シーズンには工場作業者を募集する話もあるようです。
2012年3月に新工場が建設されました。新工場の原料処理能力は1日50トンです。 |
ちゅ |
ちゅらさん展望台
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NHK連続ドラマ「ちゅらさん」(シリーズ)を記念して2003年に建設された展望台で、対岸に西表島、ヨナラ水道が見渡せる眺望には素晴らしいものがあります。この場所からは、ドラマでも中心役であった「和也の木」が見渡せます。この展望台にたどり着くには、途中途中に看板が立っているので、案内板をよく見て行ってください。(因みに、展望台に登る階段の手前は牛舎です。) 頂上には小浜島の形をしたゴーヤーマンの絵が描かれた「ちゅらさんの碑」があります。
[2012年2月以降、口蹄疫防御等のため立入禁止となっています。] |
ちゅ |
ちゅらさんばし 旅ぬかろい
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小浜島の離島ターミナル(桟橋と待合所)は、「ちゅらさんばし 旅ぬかろい」と呼ばれています。
「旅ぬかろい」とは、旅人の幸せと安全を祈願する島の方言です。ターミナル内の待合室の壁には小浜島の絵と小浜節の歌詞が描かれています。 |
ちゅ |
ちゅらさん祭り
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NHK連続テレビドラマ「ちゅらさん」に端を発するイベントで、島内だけでなく八重山群内のミュージシャン等による沖縄民謡や郷土芸能のステージを楽しむことができます。
「ちゅらさん祭り」の後には、島を代表する民謡である「小浜節」を歌い競う小浜節大会が開催されます。開催時期は年によって異なりますが、毎年6月か秋10月末頃に開催されることが多いようです。
写真は2011年10月30日に開催された時のものです。 |
とぅ |
トゥマールビーチ
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小浜港のすぐ南に位置し、シーズン中は海水浴客も多く、遠浅でとても静かで穏やかなビーチです。白浜に透き通った海が印象的。はいむるぶしのプライベートビーチを除けば小浜島唯一のビーチとも言えるでしょう。 |
なが |
魚垣(ナガキ)*
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魚垣は、沿岸に石を積み上げ垣としたもので、潮の干満を利用して魚を捕るための仕掛けです。1972(昭和47)年に竹富町の有形文化財に指定されています。小浜島には約30の魚垣が確認されていますが、いずれも現在は使われていません。 なかでも、小浜島の南西岸にあるものは、幅12m、長さ1200mにも及ぶ世界最大級のものです。地元の人々は「島本海垣(シマンダガキィ―)」とも呼んでいます。これはその昔、小浜島出身で琉球王府の侍女として召し上げられ、その奉公後に当時の女性最高位の大阿母(おおあも)を拝命され、後にツカサパーとなって島に戻った南風川田於那利(パイカーダオナリ)のために、尚灝王の末期ごろに築かれたものと言われています。 なお、魚垣を見るのであれば、干潮時に浜に出向くとよいでしょう。
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はい |
はいむるぶし
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小浜島の東南部にある沖縄でも例をみない巨大なリゾート施設です。リゾートホテルやゴルフ場などのレジャー施設が立ち並び、その面積は小浜島の1/5を占めるとも言われます。
経営母体がヤマハから三井不動産に移りましたが、実態的には従来のままのようです。 |
はい |
はいむるぶしビーチ
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(はいむるビーチ)
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はいむるぶしの奥にあるビーチで、何年かに1回、ここで八重山で最初の海開きが行われます。ほとんどホテルビーチと化していますが、実際は無料で宿泊者以外でも入れるようです。(施設は利用した事はありますが、ビーチだけを利用したことはないので確信は持てません。)
また、はいむるぶしの施設は泊まり客でなくても、入園料を払えば遊ぶことができます。レストランでのランチや、ロビーの図書コーナーで読書などもすることができます。
※写真はシーズンオフのものです。 |
はえ |
南風花海岸
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小浜島南側の、遠浅の(干潟といった方が合っているかも)海岸。砂浜ではないので海水浴には適しません。 |
へり |
ヘリポート
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大岳の近く(小浜集落のはずれ)にあるヘリポートです。
緊急時には大切なライフラインです。 |
みん |
民俗資料館*
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小浜島の集落内にある私設の民俗資料館で、故・慶田盛正光氏が自宅の離れに昭和62(1987)年に開設したものです。小浜島はタングン(田の国:稲作が可能な島)の島として早くから繁栄した島です。展示資料もそれにちなんだ物が中心で、琉球王朝時代の民俗資料から、戦後の物資欠乏時代の生活用品まで、約400点余りが展示されています。係の人の不在時には備付の箱に入館料を入れ自由に見ることができます。
開館時間:09:00~17:00(5~10月/~18:00)、休館日:不定休、電話:0980-85-3465
入館料:大人¥300,小人¥100 |
よな |
ヨナラ水道
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西表島と小浜島の間にある狭い海峡で、巨大なマンタの通り道になっていて、通称マンタウェイとも呼ばれる有名なポイントです。 |
りゅ |
竜宮神社
(東むてぃ御嶽)*
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トゥマールビーチの南東端にある旧海軍洞穴のすぐそばに、海に向かって鳥居と祭壇らしきものが建てられています。白い鳥居が印象的な竜宮神社です。
別名、東むてぃ御嶽(アールムティワン)です。創建の由来は不明ですが、伝承では御用布を王府に納めるため、首里に向かった兄の航海安全を祈った妹に神の霊験が示された場所と言われます。兄は無事に帰島し、以来竜宮の神を祀って航海安全を祈る御嶽とされました。戦前は軍隊への入営や出征の際、住民がここに集まり、武運長久を祈願しました。しかし集落から離れて交通が不便であったことから、御嶽を遷座して嘉保根御嶽と呼ばれるようになったと言われます。 |