1.概要
「船浮音祭り」は、西表島・船浮出身のミュージシャン・池田卓さん自らが企画・プロデュースしている音楽祭で、2007年より開催され、2018年で12回目を迎えました。
池田卓さんのOFFICIAL SITEによれば、「船浮音祭り」には以下のような思いと願いが込められているそうです。
・娯楽やプロのミュージシャンの演奏を聴く機会が少ない島の人達に、一流の音楽を楽しんで欲しい。
・島の元気の源である子供達に、さらに元気と夢を与えたい。
・船浮住民の結束を深める機会となり、船浮の更なる活性と繁栄に繋がれば…。
・船浮を訪れた事のない西表島や周辺離島の皆様が、船浮に来るきっかけになれば…。
・船浮住民と来客される皆様の交流の場となって欲しい。
・船浮の素晴らしさと、今後を考えるきっかけとなり、今以上の、島への誇りと感謝を抱くことへと繋がれば…。
・毎年4月の第3土曜日に開催し、新任の学校職員と地域住民との親睦を深めるきっかけとなれば…。
・この祭りが船浮をはじめ、ほかの地域の村興しの促進に繋がれば…。
2018年の第12回船浮音祭りは4月21日の正午から、西表島・船浮の「かまどま広場」で開催されました。開始時は曇り空でしたが、終了間際には霧雨の降る生憎の天気となりました。しかしながら、観光客ら約600人の観客で最期まで賑わいました。
船浮音祭りは池田さんの他、沖縄県内外で活躍する民謡唄者の上間綾乃さんがゲストで参加され、司会は津波信一さんが対応されました。音祭りはまず池田さんのステージで始まり、「かたみ節」などの民謡のほか、「島の人よ」や「ウートートー」などのオリジナル曲などが披露され、ゲストの上間さんは代表曲の「命結ーぬちゆい」や「悲しくてやりきれない」のカバー曲を沖縄方言などで歌われ、最後は「ヒヤミカチ節」で閉められました。
2.石垣から船浮への行き方
(1) 石垣港←→上原港(西表島) ※上原航路欠航の場合は、大原港へ。
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石垣港から上原港まで、高速船で約45分です。(※上原航路欠航の場合は大原港行きとなり、そこからはバスとなります。)
安栄観光と八重山観光フェリーが運航しています。(共通乗船券が利用できます。) |
(2) 上原港←→白浜港
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石垣から乗船してきた船会社の送迎バスがありますので、これを利用します。
・利用にあたっては、石垣島で乗船券を購入する際に必ず無料バス乗車券をもらっておいて下さい。
←これはとても大事なことなので忘れないように! |
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音祭りの無料送迎バスも運行されますが、席に限りがありますので注意して下さい。こちらの席は先着順です。
2018年の音祭り無料送迎バスは以下のように運航されました。
行き:上原港 9:30発(上原欠航の場合 大原港9:30発)
帰り:白浜発 15:30発 |
(3) 白浜港←→船浮港
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音祭り特別送迎船 ※往復1,000円、中学生以下無料
行き:白浜発 10:30
帰り:船浮発 15:00
乗船時間は約10分です。
※ お客様がいらっしゃる限りは何度でも往復しますので、乗れなくても安心して次の便を待って下さい。 |
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定期船(船浮海運)は通常通り運航します。
[船浮発] 08:15 / 10:35 / 12:50 / 15:30 / 17:10
[白浜発] 08:45 / 10:55 / 13:20 / 15:50 / 17:50
船浮到着後(船浮港から)、「かまどま広場」までは、徒歩2分です。 |
(4) 2018年は当日、石垣〜船浮間に石垣島ドリーム観光による直行便が運航されました。
来年度以降、運航されるか否かについては不明です。
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