南アメリカ大陸、ペルー熱帯地方が原産地とされるヒルガオ科サツマイモ属の植物です。
同じ仲間には、アサガオやヨウサイ(アサガオ菜)があります。
スペイン人或いはポルトガル人により東南アジアに導入され、そこから中国を経て17世紀の初め頃に琉球、九州、その後八丈島、本州と伝わりました。このため中国(唐)から伝来した沖縄や九州では唐芋(奄美群島では薩摩芋)と呼ばれています。甘藷とも呼ばれます。 [石垣島にて]
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イネ科サトウキビ属の多年草。東南アジアまたはインド原産といわれ、また栽培種の起源はニューギニア島とその近くの島々と言われ、世界各地の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されています。茎の汁液にショ糖を含み、砂糖の原料とされます。
作型は春に植えてその年の冬に収穫する春植え栽培と、夏に植えて翌年の冬に収穫する夏植え栽培、そして収穫後の地下株から再び出る芽から栽培し収穫する株出し栽培の3つの方法があります。八重山では12月になると一斉に穂を出し、キビ畑は光を受け銀色に変わり、冬の到来を知らせてくれます。 [石垣島にて] |