自宅で育てているドラゴンフルーツの2010年の結実記録(着果状況)について紹介します。
2010年は、春から梅雨までは例年とあまり変わりない天候でしたが、梅雨明け以降は記録的な猛暑の日が続きました。
春先に鉢をベランダに出した時のドラゴンフルーツの枝には、花芽になりそうなものがいくつもついていたため、例年以上に蕾が見られるだろうと期待していました。 まずは、8月初旬に、昨年と同様に1つの枝に蕾が2つ付きました。 果実1個当たりの重量を大きくするには、蕾の段階でどちらか一方の蕾を摘果するべきだったのですが、タイミングを逸してしまい、結果として2つの小さな実になってしまいました。
その後、9月に入って新たに5つの蕾が付きましたが、これは、夏の猛暑(高温)により発蕾タイミングが例年とずれたものと思われます。 この内2つの蕾は成長しませんでしたが、残る3つの蕾は順調に成長を続け、これまでで時期的に最も遅い10月9〜10日に開花しました。 この後、屋外最低気温が8℃を下回るようになった11月14日に、鉢をベランダから屋内に取り込みましたが、その後も順調に成長を続け、12月末から1月初旬に収穫時期を迎えることとなりました。結果として、夏場と異なり開花から収穫までは約2倍の3ケ月を要することになりました。なお、果実の色付きについては夏場のものと比較してあまり変わりはなく、甘みは夏場のものより、より強くなる傾向があるようです。
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